川田龍平
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川田 龍平(かわだ りゅうへい、1976年1月12日 - )は人権活動家。東京HIV訴訟(薬害エイズ事件)原告、松本大学非常勤講師。東京経済大学出身。みどりのテーブル運営委員。
血友病患者で非加熱血液製剤によりHIVに感染した。高校生の時、実名を公表しカミングアウト。HIV訴訟ではリーダー的な役割を果たし、一躍時の人となった。しかし、一時は共闘していた小林よしのりなどからは「川田の運動が次第に薬害エイズとは関係の無い運動などに変わってきた」として批判されている。
大学卒業後は高校社会科教師を目指していたが、ドイツ留学を経て、2003年4月から松本大学非常勤講師となる。担当科目は市民運動論。
2007年の参議院選挙に東京選挙区より無所属で出馬予定。自身が運営委員を務めるみどりのテーブルが支持を表明し、選挙活動の中核を担っている。また、出馬表明の会見では、新党日本の田中康夫代表から出馬オファーがあり、「将来的には田中さんと一緒にやりたい」と述べるなど新党日本との協力を示唆している。他に、新社会党および「みどりのテーブル」の活動家を中心に結成された確認団体「9条ネット」も川田の支援を表明している。