市立堺病院
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市立堺病院(しりつさかいびょういん)は、大阪府堺市堺区にある市立の総合病院。
以前は堺市堺区宿院町西にあったが、1996年に堺市堺区南安井町に移転し、現在に至る。市民からは「市民病院」と呼ばれることが多い。
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[編集] 沿革
- 1923年 「堺市立公民病院」として宿院町東に開院。
- 1933年 「市立堺市民病院」となる。
- 1934年 火災により焼失、材木町に臨時診療所開設するも直後の室戸台風で被災する。
- 1938年 宿院町西に鉄筋コンクリート3階建(東館)及び木造診療棟完成、移転する。
- 1945年 7月の堺空襲で大被害を受ける、10月に東館復旧。
- 1951年 「市立堺病院」と改称する。
- 1951年 中館(鉄筋コンクリート3階建)完成する。
- 1957年 西館及び併設伝染病棟(いずれも鉄筋コンクリート3階建)完成する。
- 1957年 医療法に基づく総合病院となる。
- 1961年 企業会計方式を採用する。
- 1996年 7月、市立小学校の給食による学童集団食中毒(腸管出血性大腸菌O157感染)発生、多数の患者の診療にあたる。
- 1996年 10月、南安井町の現在地に新築移転する(鉄筋コンクリート8階、地下1階建)。
- 2004年 電子カルテシステム稼働する。
- 2006年 入院診療費算定にDPCを採用する。
[編集] 診療科
[編集] 病床数
- 一 般…480床
- 感染症… 13床
- 合 計…493床
[編集] 交通
[編集] その他
- 象さん広場
- 病院前の広場に噴水と組み合わされた大きな象の像があり、「象さん広場」として患者や近隣住民に親しまれている。
[編集] 外部リンク
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