張天錫
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張天錫(ちょうてんしゃく。346年 - 398年、在位363年 - 376年)は中国、五胡十六国時代の前涼の九代悼公。字は純嘏。
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[編集] 生涯
346年に張駿の末子として生まれる。兄の張祚が立つと長寧侯に封じらた。 355年に甥の張玄靚が即位すると中領軍に任ぜられ、張邕とともに輔政にあたった。
363年、王位を狙う張天錫は張玄靚を殺害し、自ら涼州牧、西平公を自称して王となる。しかし376年、苻堅による攻撃に耐え切れず前秦に降伏、前涼はここに滅亡する。
淝水の戦い以降は東晋を頼り、左員外郎、散騎常侍に任じられ、西平郡公の爵位を回復した。
398年に死去するが、死後鎮西将軍を追贈され、諡号も追号された。
[編集] 子女
[編集] 子
- 張大豫
[編集] 年号
元号は東晋のものを使用した
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