悪事
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悪事(あくじ)とは、
悪事は悪行(あくぎょう)とも称され、前述のように道徳の伴わない人道に外れた行為、法に背きルールを逸脱した行為であることから、通常は第三者から良くない思われ方、すなわち第三者に不満や不快感を持たれる。場合によっては他人に対して有害な行為もある。世の中の常として良くないと思われる行為は、そのほとんどが悪事となる。
法治国家ではしばしば犯罪として取り扱われるものである。もちろん、法に背いたものばかりが悪事ではないため悪事の中には犯罪に当てはまらないものもある。
対象は個人だけではなく、集団や組織などにも当てはまるほか、人間以外の動植物が人間に対して害を及ぼす行動にも使われる。
なお、その行為が第三者にとって許容範囲の行為であり、不満や不快感を抱くほどのものではない場合は、悪事とは呼ばれず悪戯や悪ふざけとして扱われる傾向にある。逆に悪戯のつもりだった行為があまりにも度を過ぎた行為であり許されるべきでない場合は、それは悪戯ではなく悪事として扱われる。