新幹線をつくった男たち
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新幹線をつくった男たち(しんかんせんをつくったおとこたち)とは、2004年11月3日に公開したテレビ東京の開局40周年記念ドラマである。国鉄技師長の島秀雄や当時の総裁、十河信二の新幹線開通までの苦闘を描く。原作高橋団吉の著書「新幹線をつくった男 島秀雄物語」。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] あらすじ
島秀雄は戦前からD51などの汽車を多く設計した技術者で、戦前の新幹線計画である弾丸列車計画にも関わった国鉄のエンジニアだったが、戦後からあいついで三鷹事件・桜木町事故など国鉄関連の鉄道事故・事件が多発、更にその際の国鉄内部の責任のなすり合いに嫌気がさし、国鉄を退職。それから4年あまりの月日がたっていた。そして、第3代国鉄総裁の長崎惣之助が辞任。新たに十河信二が国鉄4代目総裁になり、島秀雄を新たに住友金属から国鉄に呼び戻そうとする。最初は抵抗していたが、東海道本線の輸送量を改善するための新幹線計画や、父の島安次郎のことなどを聞き国鉄に戻る決意をする。
また放送当時新潟県中越地震が発生したため、「開業以来40年間事故はない」等の表現を修正した。
[編集] スタッフ
- 脚本:矢島正雄
- 演出:高橋一郎
- 音楽:渡辺貞夫
[編集] 出演者
[編集] 関連図書
- 『新幹線をつくった男』 高橋団吉 小学館 2000 ISBN 4093410313
[編集] DVD
- 『新幹線をつくった男たちDVD』 ビクターエンタテインメント 2005
[編集] 外部リンク
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