旧居留地十五番館

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南東方向

東入口

ライトアップされた館

東側

阪神淡路大震災直後

旧居留地十五番館（きゅうきょりゅうちじゅうごばんかん）は兵庫県神戸市中央区の旧居留地にある西洋館。旧アメリカ合衆国領事館。

旧居留地で唯一現存する居留地時代（1868年～1899年）の建築物で国の重要文化財にも指定されており、当時の街区境界の煉瓦塀や石柱などとともに保存されている。館は神戸市立博物館の西向かいに位置し、東玄関脇の歩道には日本最古の近代下水道（工事期間1868年 - 1872年）の遺構（国登録有形文化財）が展示されている。

日没から23時までライトアップされる。

[編集] 歴史

館は1880年ごろにアメリカ合衆国領事館として建てられたもので、その後商館等として使用され、現在は株式会社ノザワの所有になっている。1995年の阪神淡路大震災では全壊してしまったが、元の建材で明治時代の建築技術および最新の免震技術を導入した復元工事が行われ1998年に元の姿へ戻された。この工事のとき、創建当時の塗装色に変更され、木柵と門扉も再建された。現在館内は1階をレストラン、2階をカフェとして利用されている。