明智町
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明智町(あけちちょう)は、岐阜県恵那郡にあった町である。2004年10月25日に周辺市町村との合併により恵那市となった。
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[編集] 地理
岐阜県の南東端に位置し、美濃三河高原に属する丘陵に囲まれた盆地の町。町域は矢作川流域に属しており、支流の明智川が盆地内を南へ流下、南部で渓谷を形成している。典型的な内陸性気候であり、日中の温度差が激しい。冬期の冷え込みは厳しいものの、積雪量は少ない。
- 山:
- 河川:明智川、吉田川、阿妻川、高波川、
[編集] 歴史
鎌倉時代の宝治元年(1247年)に遠山氏が明知城(白鷹城)を築城、代々城主を勤めた。 遠山氏は本拠の岩村城と、苗木城、明知城を中心に現在の恵那市・中津川市にかけての地域を治めた。 戦国時代には織田氏と武田氏の抗争の舞台となった。 江戸時代に明知城は廃城となったが、中馬街道脇道の宿場町として発展、明治・大正期は養蚕・製糸産業で栄えた。 市街地には西洋文化の影響を受けた当時の建造物が残っており、それらを生かして昭和59年に日本大正村が開村した。
- 1889年(明治22年)7月1日 町村制施行により明知町が成立
- 1897年(明治30年)4月1日 明知町、野志村、杉野村、東方村が合併して明知町となった
- 1905年(明治38年)7月1日 明知町の一部(野志、杉野、東方)が静波村として分立した
- 1954年(昭和29年)7月1日 明知町と静波村が合併して明智町となった
- 1955年(昭和30年)4月1日 三濃村が明智町と愛知県東加茂郡旭村に分割編入された
- 1955年(昭和30年)10月5日 吉田村が明智町に編入された
- 2004年(平成16年)10月25日 恵那市、恵那郡岩村町・山岡町・明智町・串原村・上矢作町の1市4町1村で合併し恵那市となる。
[編集] 経済
[編集] 産業
- 窯業、商業
[編集] 教育
- 恵那市立明智小学校
- 恵那市立吉田小学校
- 恵那市立明智中学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
[編集] 道路
一般国道
都道府県道
- 愛知県道・岐阜県道11号豊田明智線
- 岐阜県道・愛知県道20号瑞浪大野瀬線
- 岐阜県道33号瑞浪上矢作線
- 愛知県道351号・岐阜県道109号上仁木明智線
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 名所・旧跡
[編集] 祭事・催事
- 大正村クロスカントリー
- 光秀まつり
[編集] 出身有名人
- 山本芳翠(画家)
[編集] その他
[編集] 関連項目
- 消滅した日本の市町村の一覧
- 遠山景元(遠山の金さんのモデル、旗本明智遠山家の出)
- 明智氏