李英和
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李英和 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 리영화/이영화 |
漢字: | 李英和 |
平仮名: (日本語読み仮名): |
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片仮名: (現地語読み仮名): |
リ・ヨンファ/イ・ヨンファ |
ラテン文字転写: | Lee Yeonghwa |
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李 英和(リ・ヨンファ/イ・ヨンファ、1954年12月22日 - )は、朝鮮民主主義人民共和国研究者、民主化運動家。関西大学経済学部教授(2005年4月1日 - )。
在日朝鮮人三世として堺市に生まれる。関西大学経済学部卒業、関西大学大学院修了。1991年4月、西側からの初の留学生として北朝鮮の大学へ短期留学をするが、同国の極端な個人崇拝と監視社会の実態や経済破綻を知り失望する。そして、危険を冒して集会を行う反体制知識人とも接触する。
帰国後の1993年、北朝鮮民主化を目指す「救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク」(RENK)を結成し、代表を務める。RENKは脱北者の支援や北朝鮮内部の資料、映像を世界へ公開する活動をしている。
在日外国人参政権運動にも熱心で、1992年7月の参院選で「在日外国人参政権'92」(在日党)から立候補しようとしたが、窓口で届出を受理されなかった。
1997年、北朝鮮の最高人民会議代議員選挙に金正日に対抗して立候補したが、門前払いを受ける。
2003年には、韓国で発売禁止となり、日本ではベストセラーとなった李友情著・「マンガ金正日入門」シリーズの日本語訳・監修を担当した。
2006年2月7日の日朝政府間協議において、北朝鮮側から「脱北者支援をしている」とされ、身柄引き渡しを要求された。李は全ての拉致被害者および金正日総書記との身柄交換なら北朝鮮へ行くと応えたが、これに対する北朝鮮政府からの反応は伝えられていない。(辛坊治郎はネタとして、番組で李に対し「北朝鮮で国家反逆罪で国際手配されている李英和さん」と紹介している。) 話によると、北朝鮮の兵隊から裏情報を入手している。(これはたかじんのそこまで言って委員会で本人自身が述べた。これによりか、北朝鮮から暗殺命令が下っているとの噂が。
なお、日本国民に対して、「日本にミサイルが飛んでくると、心配している日本の国民の皆さん、安心してください。もし、そういうことが起きれば、アメリカが黙っていないでしょうし、金正日政権は5分、6分で終わるでしょう。」と、発言している。
- 本人自身の考え、予想は今までの所、大体ほぼ、的中している。(「危険をおかしてまで、裏情報を入手しているのだから、外したら、意味がない。」と述べている。)
- 最近(2006年10月)の予想では、(2007年2月~5月)北朝鮮が金日成や金正日の誕生の祝いをきっかけに、日本との拉致問題を改善するのではないかといっている。
[編集] 著書
- 北朝鮮 秘密集会の夜 留学生が明かす“素顔”の祖国 (文藝春秋、1996年7月) ISBN 4-16-725002-0
- 朝鮮総連と収容所共和国 (小学館、1999年10月) ISBN 4-09-403431-5
- 在日韓国・朝鮮人と参政権 (明石書店、1993年11月) ISBN 4-7503-0556-1
- 極秘潜入 金正日政権深奥からの決死レポート (小学館、2003年8月) ISBN 4-09-389462-0
[編集] 日本語訳(監修も含む)
- いのちの手紙 北朝鮮難民孤児-ソニとチュンシク
- コッチェビの叫び秘密カメラが覗いた北朝鮮
- 北朝鮮収容所半島
- 北朝鮮・日本人妻たちへの鎮魂歌
- 北朝鮮不良日記 (文藝春秋、1999年5月) ISBN 4-16-755017-2
- 北朝鮮飢餓ルポ (小学館、2001年3月) ISBN 4-09-403432-3
- マンガ金正日入門 北朝鮮将軍様の真実 (飛鳥新社、2003年8月) ISBN 4-87031-575-0
- マンガ金正日入門2 北朝鮮将軍様の悪夢 (飛鳥新社、2004年3月) ISBN 4-87031-602-1
- マンガ金正日最期の日 さよなら将軍様 (宝島社、2004年11月) ISBN 4-7966-4343-5
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