杭州湾海上大橋
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杭州湾海上大橋(こうしゅうわんかいじょうおおはし)は中華人民共和国浙江省東部の杭州湾を南北に縦断する世界最長の海上橋である。中国語では杭州湾跨海大橋(Hangzhouwan Kuahai Daqiao)と称する。北は嘉興市海塩県、南は寧波市慈渓県級市を結び、全長36キロ、6車線が建設される。
10年にわたるフィージビリティ調査の末、2003年に認可され、2004年6月8日起工式が挙行された。2007年6月30日竣工予定である。完成すれば上海から寧波への路程が320キロ短縮され、輸送や観光に大きな役割をはたすものと期待さる。完工時期は2010年の上海国際博覧会にタイミングを合わせたものとみられる。総投資額は118億人民元に及び、このうち35%が寧波の私営企業から調達され、残りは国家開発銀行などの金融機関がファイナンスを担当している。
なお、世界最長の橋は米国ルイジアナ州ニューオリンズ郊外のポンチャートレイン湖にかかるポンチャートレイン湖コーズウェイ(全長38.4キロ)で、第二は米国メリーランド州のチェサピーク湾にかかるチェサピーク湾ブリッジ(全長27.2キロ)だが、杭州湾海上大橋が完成すれば、ポンチャートレイン湖コーズウェイに次ぐ世界第二の橋となり、海上橋としてはチェサピーク湾ブリッジを凌ぐことになる。
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