林光
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林 光（はやし ひかる、1931年10月22日 - ）は、東京都出身の日本の作曲家である。フルート奏者林りり子は従姉。
東京芸術大学作曲科中退。尾高尚忠に師事し、管弦楽を含め作品を多く発表しているが、合唱組曲「原爆小景」が特に有名である。また日本語による歌劇の可能性をもとめて、多くの歌劇作品を書き、オペラシアターこんにゃく座の座付き音楽監督、作曲家をつとめている。
このほか、宮沢賢治の音楽作品を広める活動もしている。
著作に『日本オペラの夢』（岩波書店）『林光音楽の学校』（一ッ橋書房）他。「ソング」と呼ぶ小規模な歌曲作品には労働運動や平和運動に関係したものも多い。
目次 |
[編集] 主な作品
[編集] 管弦楽作品
[編集] 舞台作品
[編集] ソング
- ［［うた］］
- ８匹目の象
- ねがい
- 花のうた
- 銀河の底で歌われた愛の歌
- 朝に晩に読むために
- 歩く歌
- 魚のいない水族館
- 壁の歌
- 旗は歌う
- 告別
- けっして来ない聖者の日
- 三十五億年のサーカス
- 夢へ
- 空はあかね色
- 花咲かそ（鎮魂歌）
- ポラーノの広場のうた
- 伝説の広場の歌
- 三十六番地のシャンソン
[編集] 合唱作品
- 『水ヲ下サイ』・『原爆小景』（原民喜の詩による）
- 混声合唱・ヴィブラフォン、ピアノのための『動物の受難』
- 混声合唱のための『日本の抒情歌』
- 『死んだ男の残したものは』 （谷川俊太郎；詩 武満徹；曲 の歌をピアノ伴奏付き混声合唱曲に編曲）
[編集] 映画音楽
- 『裸の島』
- 『名もなく貧しく美しく』
- 『湯殿山麓呪い村』
- 『午後の遺言状』
[編集] 放送音楽
[編集] 著書
- 『死滅への出発』（三一書房／1965）
- 林光編著『生命を生み出す母親は生命を育て生命を守ることをのぞみます』（太郎書店／1968）
- 『林光音楽の本』（晶文社／1971）
- 『林光音楽教育しろうと論』（一ツ橋書房／1974）
- 『エンビ服とヒッピー風』（晶文社／1974）
- 『母親がかわれば社会がかわる』（草土文化／1974）
- 『ブロウチェク世界歌劇場』（晶文社／1975）
- 『楽士の席から』（晶文社／1978） - 『私の戦後音楽史――楽士の席から』として2004年、平凡社ライブラリーから刊行。
- 『ひとりのゴーシュとして』（一ツ橋書房／1979）
- 『音楽のつくりかた』（晶文社／1981）
- 『わたしの日本音楽史』（晶文社／1984）
- 『歩き方を探す』（一ツ橋書房／1984）
- 『ゴーシュの仕事場』（一ツ橋書房／1988）
- 『日本オペラの夢』（岩波新書／1990）
- 林光 他編『私たちの音楽教育』（一ツ橋書房／1990）
- 『音楽の学校』（一ツ橋書房／1990）
- 『林光歌の学校』（晶文社／1993）
- 『森は生きている』（一ツ橋書房／1996） - 同名のオペラの台本。
- 井上頼豊著、外山雄三・林光編『聞き書き井上頼豊』（音楽之友社／1996）
- 『作曲家の道具箱』（一ツ橋書房／2003）
[編集] 外部リンク
- 林光公式サイト -オフィシャルサイト林光の部屋。
- 林 光 - オペラシアターこんにゃく座 Official Siteの一部。
- 林 光 - 林光さんを応援するサイト。
- 林光 - Musica Bellaのサイト。
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