柏原南口駅
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柏原南口駅(かしわらみなみぐちえき)は、大阪府柏原市上市にある、近畿日本鉄道道明寺線の駅。
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[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線を持つ駅。基本的には無人となっている。トイレは改札下の階段途中に有り、男女共用の汲取式。 大和川の北岸堤防上にあり、アンダークロスする国道25号から階段を上ってホームにたどり着く。 棒線駅のため、柏原行きと道明寺行きが同一ホームに発着する。ホーム有効長は2両分。 自動改札機は未設置のため、Jスルーカード及びスルッとKANSAIカードは、券売機・精算機での使用となる。
近鉄大阪線安堂駅までは大和川北岸を通って400mの距離で、両線を乗り継いで使用する場合、定期乗車券に関しては営業キロを通算する。
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は788人。
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、263位。
- 大阪府内の近鉄の駅(61駅)の中では最少。
- かつて、毎年8月に大和川河川敷で開かれた「柏原市民郷土まつり・花火大会」開催時に、柏原南口駅と近くの安堂駅周辺が、観光客でごったがえしていた。しかし、花火大会は2006年から開催されなくなったため、祭り開催時の乗降客は若干減少している。
[編集] 駅周辺
- 大和川
- 柏原市役所
- 安堂駅 - 近鉄大阪線
[編集] 歴史
- 1924年(大正13年)6月1日 大阪鉄道の駅として開業。
- 1943年(昭和18年)2月1日 関西急行鉄道が大阪鉄道を合併。同社の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併。近畿日本鉄道道明寺線の駅となる。