梅崎司
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
梅崎 司(うめさき つかさ、1987年2月23日 - )は、長崎県諫早市出身でグルノーブル・フット38所属のサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー(攻撃的ミッドフィルダー)。主にトップ下、左サイドでプレーする。
目次 |
[編集] プレースタイル
前線の攻撃的なポジションをこなし、抜群の加速力と精度を誇るドリブルで相手守備陣をズタズタに切り裂く。ドリブルを得意とする選手にありがちな、ボールを持ちすぎる傾向がやはり見えるものの、単独での突破力と相手DFを振り切ってから繰り出される精度の高いパスは同世代で出色と言えるだろう。右利きながら左サイドでのプレーを得意とし、左足でのキックの精度も低くはない。U-19日本代表ではウインガーに近い中盤左サイドに固定され、チームの中核を担っている。A代表へのいわゆる「飛び級」選出の事実が示すとおり、スピード、テクニックの高さには疑問の余地がないが、相手ボールを追いかけるチェイシングなど守備能力には課題がある。
[編集] 来歴
大分トリニータのユースから2005年にトップチームへ昇格。2006年途中からレギュラーに定着した。
2006年8月31日、AFCアジアカップ2007の最終予選に向けた日本代表メンバーに、チームメイトの西川周作と共に選出される。これによりクラブ初の日本代表選手となると、9月6日に行われたイエメン戦で交代出場。代表1キャップを記録した。日本人選手の10代での国際Aマッチ出場は1998年の小野伸二、市川大祐以来となる快挙。
2007年1月26日にフランス2部のグルノーブル・フット38への期限付きでの移籍が発表された。契約期間は2007年6月までの5か月間。
[編集] 所属クラブ
- 大分トリニータ 2005-2006
- グルノーブル・フット38 2007-
[編集] 戦歴
- Jリーグ初出場 2005年11月12日 J1 第30節 対サンフレッチェ広島 (広島ビッグアーチ)
- Jリーグ初得点 2006年5月3日 J1 第11節 対鹿島アントラーズ (カシマサッカースタジアム)
[編集] 個人成績
年度 | チーム | リーグ | 背番号 | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
J・J1 | J2 | ||||||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
2004年 | 大分ユース | - | - | - | - | - | 3 | 2 | |||
2005年 | 大分 | J1 | 27 | 3 | 0 | - | 1 | 0 | 1 | 0 | |
2006年 | 大分 | J1 | 21 | 25 | 3 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | |
通算 | 28 | 3 | - | 3 | 0 | 4 | 2 |
[編集] 代表歴
[編集] 出場大会など
- U-18、U-19代表 2005-2006
- 2006年AFCユース選手権
[編集] 試合数
- 国際Aマッチ 1試合 0得点(2006)
年度 | 試合 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|---|
出場 | 得点 | ||
2006年 | (19) | 1 | 0 |
通算 | 1 | 0 |
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本のサッカー選手 | サッカー日本代表選手 | 大分トリニータの選手 | 長崎県出身の人物 | 1987年生 | サッカー選手に関するスタブ項目