森於菟
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森 於菟（もりおと、1890年9月13日 - 1967年12月21日）は日本の医学者。作家森鴎外と最初の妻・登志子との息子で、鴎外にとっては長男。東京生まれ。
東大助教授を経て1945年の終戦まで台北帝国大学(現・台湾大学)の医学部教授。戦後は帝国女子医学専門学校長、東邦大学医学部教授などを歴任した。
[編集] 家族･親族
- 父 森鴎外（軍医､作家）
- 母 登志子（海軍中将赤松則良娘）
- 長男 森真章(－まくす、1919年 - 2000年) 鴎外が命名。医学博士
- 二男 森富(－とむ) - 鴎外が命名。女児が生まれていたら「百合」になる予定だった。元東北大学教授。
- 三男 森礼於(－れお) - 以下は於菟が命名。東芝総合研究所首席技監など。
- 四男 森樊須(－はんす) - 元北海道大学教授。
- 五男 森常治(－じょうじ) - 元早稲田大学教授。
- 異母弟 森類
- 異母妹 森茉莉 小堀杏奴
- おじ 赤松範一
[編集] 著書
- 医学者の手帖(共著) (学生社、1978年)
- 鴎外遺珠と思ひ出(共著) (日本図書センター、1987年) ISBN 4820506889
- 新編 解剖刀を執りて (筑摩書房、1989年)
- 父親としての森鴎外 (筑摩書房、1993年) ISBN 4480027688
[編集] その他
自邸は建築家・清家清の設計によるもので、「森博士の家」として日本近代住宅史上有名。
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