森脇健児の切磋たく丸!!
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森脇健児の切磋たく丸!!(もりわきけんじのせっさたくまる)は、1992年から1994年秋まで、大阪の朝日放送(ABCテレビ)で毎週土曜日の深夜に放送されていたバラエティ番組。松竹芸能が制作協力。
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[編集] 概要
森脇健児の初の冠番組として制作。松竹芸能所属のタレントによるクイズコーナーなどで構成したバラエティ番組。当初は関西ローカルだったが、以後各地のANN系列局で放送されるようになり、1994年1月より関東地区(テレビ朝日)でも放送された。ほか、通信衛星放送CSバーンのスカイ・Aでも放送していた。
番組には当時駆け出しだったよゐこ、ますだおかだ、オセロもレギュラー出演していた。
オープニングテーマはサディスティック・ミカ・バンドの「タイムマシンにおねがい」(1994年春まではエンディングでも使用された)。また、番組末期の1994年に使用されたエンディングテーマはDIE IN CRIES『CRESCENT MOON』→市原真紀『夏、いただき!』。
[編集] 出演者
[編集] MC[編集] 出題 |
[編集] 当時出演の若手芸人
- アウトローズ/AZASあずき/アップスタート/WINNERS/大阪キッズ/シンデレラエキスプレス(クイズ解答者)/DA-DA/ちゃいまんねんず/T・K・O/のイズ/ブラッシュ/-4℃/やぶからボー/ゆんぼー/技ありーず ほか
[編集] 構成
番組開始当初はゲストを招いてバラエティ要素を取り入れた「大ボケクイズ」とそれに伴うトーク、視聴者からの投稿によって進行される「たく丸通信」というコーナーという二本立てで構成されていた。中期以降「大ボケウルトラクイズ」と題し、前出の「大ボケクイズ」を全ての放送枠で行うようになった。
[編集] クイズ
- ルール
- 番組開始当初
- 毎回一組のゲストを招きいれ、クイズを行う。ニュース番組(or政見放送?)風の別スタジオに待機したタレントが登場し、そこから出される映像クイズの内容によってトークを進めていく。番組後半は「たく丸通信」と称して視聴者からの投稿を元にトークを進めていく(補足ではあるが、企画当初は「たく丸通信」がメイン企画だった。元は同時期に放送していたラジオ番組青春ベジタブルの一コーナをそのままテレビ番組にする予定だったが、あまりに内容が過激だったため無難なコーナーになってしまった。またこの頃は観客をスタジオ内に入れていた)。
- 番組中期以降
- 前半はクイズコーナーとなっており、3チーム(番組終期は4チーム)による対抗戦で、3問のクイズに挑戦(出題方法は番組開始当初のものと同じ)。優勝チームはボーナスステージの「レツゴースロット」に挑戦、レツゴー三匹(じゅん、長作、正児)それぞれの顔がそろえばハワイ旅行がプレゼントされる、というもの。
第1問は横山たかし、第2問は浜田由紀、最終問題(3問目)はいま寛大がそれぞれ出題。
出題VTRにはオセロなど若手芸人がリポーターとして出演することもあった。
- チーム構成
- 松竹芸能大御所チーム
- 逢坂じゅん、酒井くにお
- 君らその席に座るの100万年早いわ!!チーム
- よゐこ、ますだおかだ(週交代制)
- 番組末期の1994年4月より新設された。非常に長いチーム名である。
- 七光チーム
- AZAS ありさ、堀みやこ
- 松竹芸能若手チーム
- シンデレラエキスプレス
- よゐこ(orますだおかだ)の席の新設に伴い、番組終期に「副音声チーム」に改称された。
[編集] ネタ対決
番組後期に用意されたコーナー。松竹芸能所属の若手芸人2組がネタで対決をし、面白かった方が勝者となる対決。審査員は、宇治のおばちゃん、浜田由紀、松竹芸能広報宣伝部長(氏名不明)の3名。後に、逢坂じゅん・横山たかし・いま寛大・酒井くにおの4人と宣伝部長の計5名で審査したこともある。
[編集] 備考
- この頃より松竹芸能はざまぁKANKAN!(よみうりテレビ)等で常にセットで行動していた山田雅人と森脇健児を別に売り出していくようになる。
- とある回(放送日不明)で、全チームが全問不正解のため「極悪司会者 森脇・田中チーム 優勝!」となったことがある。
- 同番組終了後の同時間帯には、同じく関西ローカルだったキスした?SMAPが全国放送に昇格した。
[編集] 前後番組の変遷
ABCテレビ 土曜深夜0:50 | ||
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