武田信玄 (小説)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文学 |
![]() |
ポータル |
各国の文学 記事総覧 |
出版社・文芸雑誌 文学賞 |
作家 |
詩人・小説家 その他作家 |
『武田信玄』(たけだしんげん)は、新田次郎の歴史小説。『歴史読本』に1965年5月号から1973年9月号まで連載。「風の巻」「林の巻」「火の巻」「山の巻」の四巻からなる。第8回吉川英治文学賞受賞作。
「風の巻」「林の巻」は1969年8月、「火の巻」は1971年7月、「山の巻」は1973年11月、それぞれ文藝春秋より刊行。
武田信玄の生涯を、父・信虎の追放から、上洛間近での死まで描く。
[編集] あらすじ
父・信虎を駿河に追放した武田晴信(後の信玄)は、甲斐の領主として独り立ちしていく。諏訪、そして信濃を平定した後、宿敵・上杉謙信と川中島で対峙する。
その一方で、金山を発掘するなど、政治家としてもその力を発揮。
元来の病と戦いながら、徳川家康を破り上洛を目前にするが、その道中で没する。