毛利広鎮
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毛利 広鎮（もうり ひろしげ、安永6年9月21日（1777年10月21日） - 慶応元年12月16日（1866年2月1日））は、周防国徳山藩の第8代藩主。父は第7代藩主・毛利就馴（広鎮は次男）。母は関政富の娘・浄願院。正室は伊達村賢の娘、継室は秋元永朝の娘。側室に三宅博賞の娘ほか多数。官位は従五位下、日向守、大和守。子に、毛利元蕃（徳山藩第9代藩主）、毛利元徳（長州藩第15代藩主）、秋元志朝（山形藩主→館林藩主）、福原越後（福原氏養子）など多数。
安永6年（1777年）9月21日、江戸今井谷の屋敷にて生まれる。幼名は徳太郎。次男だったが、長兄の福原房純が家老の福原氏の養子となったため、寛政8年（1796年）9月24日、父の隠居により後を継ぎ、同時に叙任した。藩政においては医学館の創設などを行なって文武を奨励し、民政にも尽くした。その藩政における尽力を幕府からも認められて、天保7年（1836年）4月、城主格に任じられ、所領も4万石に加増された。
天保8年（1837年）12月7日、七男の毛利元蕃に家督を譲って隠居し、慶応元年（1865年）12月16日、89歳という長寿をもって徳山にて死去した。法号：承天院殿広州鎮裔大居士。墓所：山口県周南市舞車町の大成寺。
文化人としても優れており、「類題玉函集」という歌集がある。また、息子の多くが幕末期の著名人として有名である。
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