汐ノ宮駅
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汐ノ宮駅(しおのみやえき)は、大阪府河内長野市汐ノ宮町にある近畿日本鉄道長野線の駅。
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[編集] 駅構造
単式1面1線の地上駅。棒線駅のため河内長野行きと阿部野橋方面行きが同一ホームに発着する。ホーム有効長は5両分。駅舎(改札口)はホーム古市寄りにある。
かつては2面2線の駅だったが撤去され、使われなくなったホーム跡が対面に残っている。
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は2443人。
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、178位。
- 長野線の駅(8駅、他線接続駅含む)の中では最も少ない。
- 大阪府内の近鉄の駅(61駅)の中では、57位。
[編集] 駅周辺
かつて汐ノ宮駅周辺は「汐ノ宮温泉郷」と呼ばれ、ここを訪れる客がこの駅を利用していた。駅の近くの石川では現在でも川底から二酸化炭素が出ており、火山活動がある。駅から少し離れたところには温泉を使った病院がある。
- 汐の宮温泉病院
- 千代田神社
- 目白不動願昭寺
- 大阪南医療センター
- 河内長野市立千代田小学校
- 河内長野市立千代田中学校
- 大阪府立長野北高等学校
- 石川
- 国道170号
[編集] 歴史
- 1911年(明治44年)6月1日 河南鉄道の駅として開業。
- 1919年(大正8年)3月8日 河南鉄道が大阪鉄道に社名変更。
- 1943年(昭和18年)2月1日 関西急行鉄道が大阪鉄道を合併。同社の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併。近畿日本鉄道長野線の駅となる。
- 1966年(昭和41年)6月 行違い設備廃止。