沖縄県道49号線
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沖縄県道49号線(おきなわけんどう49ごうせん)は沖縄県那覇市首里池端町と首里当蔵町とを結ぶ一般県道。
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[編集] 概要
[編集] 区間
- 起点:那覇市首里池端町(沖縄県道29号那覇北中城線)
- 終点:那覇市首里当蔵町(沖縄県道29号那覇北中城線)
- 総延長:0.7km(実延長も同じ)
[編集] 通過自治体
- 那覇市
[編集] 交差・重複路線
- 沖縄県道29号那覇北中城線(起点・終点)
- 沖縄県道50号線(那覇市首里真和志町)
- 沖縄県道236号玉城那覇自転車道線(沖縄のみち自転車道・那覇市首里真和志町~終点)
[編集] 主要施設
- かつてあった施設
[編集] 路線バス
沖縄バスの8番・首里城下町線が首里城公園入口(起点部)~守礼門入口(県道50号交点)のわずかな区間を通っている。1990年代には当時の那覇交通(現那覇バス)市内線の空港首里城線が同じ区間を通っていた。
[編集] 歴史・特徴
- 琉球王朝時代から、首里城へ向かう重要な交通路だった。国宝にまで指定された首里城正殿は沖縄戦で破壊された。
- 1950年に首里城跡に琉球大学が開学した。それにちなんで1953年に琉球政府道琉球大学線として指定(1965年に政府道49号線となる)。
- 1958年に守礼問復元され、首里城正殿が復元するまでの30年余り、沖縄のシンボルだった。
- 1972年の本土復帰と同時に県道49号線となる。1979年に琉球大学の移転後は、首里城復元工事が本格化する。
- 1992年に首里城復元するまでは普通に通行できたが、復元後は守礼門~終点の区間が終点向けに一方通行となり、地下駐車場が整備すると県道50号交点から守礼門までの区間は車両の通行が規制された。