熊本競輪場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
熊本競輪場(くまもとけいりんじょう)は熊本県熊本市にある競輪場。主な主催は熊本市。実施は九州自転車競技会。
目次 |
[編集] 概要
熊本競輪場は1950年に開設された。
記念競輪(GIII)として、火の国杯争奪戦が開催される。他にも現役時代は全国区のスタープレイヤーとして大活躍し、日韓競輪交流親善大使に任命された矢村正を称え日韓競輪親善大使記念矢村正杯が、また現役時代は熊本を中心に活躍し熊本選手会の長として中央に上り、輪界の発展に尽くした松本秀人を称え松本秀人杯が開催されている。
GI として1986年に全日本選抜競輪が、1995年・2002年にオールスター競輪が行われた。今後は2007年12月1日~4日に全日本選抜競輪が開催される予定。
[編集] バンク
1周は500m。元々は400mだったが、直線部分のみを伸ばすような形で500mに改修したため、全国の競輪場で最も直線が長い。これは競輪場の隣に熊本市水前寺競技場(陸上競技場)が隣接しており、普通500mバンクの内側において設置されることの多い陸上用トラックの造営が不要なためで、その特異なバンク構造から「滑走路」のあだ名がつけられている。
直線が極端といえるほど長いため先行する選手には不利であり、それを追走する番手の追込選手すら有利とは言い切れない。後方から捲る自力の選手も状況次第で番手追走の選手に交わされる事もあり、最後の直線だけで実力を発揮させるタイミングが重要な走路といえる。ただし、タイミングさえ上手く図れれば先行選手でも逃げ切れるケースがある。
[編集] アクセス
[編集] リンク
競輪場 |
---|
函館 | 青森 | いわき平 |
カテゴリ: 競輪場 | 熊本県のスポーツ施設 | 熊本市