猟奇的な彼女
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猟奇的な彼女 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 엽기적인 그녀 |
漢字: | 獵奇的인 그女 |
平仮名: (日本語読み仮名): |
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片仮名: (現地語読み仮名): |
ヨンギジョギン クニョ |
ラテン文字転写: | {{{latin}}} |
英題: | My Sassy Girl |
『猟奇的な彼女』(りょうきてきなかのじょ)は2001年の韓国映画。「猟奇的」な彼女とそれに翻弄される男子学生の恋愛を描いたロマンティック・コメディ。
大韓民国ではこの映画の公開以降「猟奇的」という言葉が流行し、「かわいらしい」や「いたずらじみた」「Sassy」などといった意味に取られる。
日本では2003年1月に公開。映画の爆発的ヒットこそならなかったものの(劇場館数が少なかったせいもあるが)、公開終了後も口コミ・雑誌などで評判が広がり続け、DVD・ビデオレンタルでは2004年末ごろまでランキング上位に粘り強く残った。
また、「バラードの皇帝」シン・スンフンが歌う主題歌、「I believe」も人気がある。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 物語
徴兵から復帰したキョヌはナンパ大学生。ひょんなことから出会った「彼女」は最強だった。老人に席を譲らなければどつき、援助交際らしきカップルに文句をつける。口ぐせは「ぶっ殺されたい?」。キョヌは彼女に振り回されてどつかれて、体はいつも傷だらけ。でもキョヌは彼女の奥に潜む大きな悲しみを知っている。そして本当は可愛いらしい彼女のことも。
[編集] スタッフ
- 監督:クァク・ジェヨン
- 撮影:キム・ソンボク
- 編集:キム・サンボム
- 制作:シンシネ
[編集] キャスト
[編集] 主題歌・劇中曲
- シン・スンフン『I believe』
- サウンドトラックにはFull Of Harmonyによる日本語ヴァージョンも収録されている。
- カノン
- ピアノバージョンでよく使われている。
[編集] 原作
ネット大国である韓国で、1999年8月からパソコン通信「ナウヌリ(nownuri)」に小説が掲載された。強引な彼女に振り回される男を主人公にしたこの話が若い世代の反響を呼んだため、2000年に出版されたのち、映画化されることとなった。小説の主人公は「僕」だったが、映画では小説の作者キム・ホシクのハンドルネームである「キョヌ(牽牛)74」からとられた「キョヌ」となっている。また、映画制作側は彼女の名前を教えてほしいと作者に頼んだが、これだけは教えられないと断られ、映画の「彼女」には名前がない。その為、映画でも彼女等が「キョヌ」と呼ぶシーンはあるが、「彼女」の名前を呼ぶシーンの無いよう作られている。
映画の第三部「延長戦」は原作には無く、ハッピーエンドにしたかった製作者側によって造られた。
[編集] 日本語訳された関連書籍
- 小説(日本テレビ放送網) ISBN 4-8203-9827-X
- シナリオブック(アーティストハウスパブリッシャーズ) ISBN 4-902088-56-8
- 漫画(ともに宝島社)
- 第1巻 ISBN 4-7966-4314-1
- 第2巻 ISBN 4-7966-4316-8
[編集] 関連語句
[編集] 外部リンク
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