田代和
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田代 和(たしろ わ、1927年1月6日 - )は、平成期(1990年代後半-)の実業家。近畿日本鉄道元社長(大阪電気軌道創業から12代目)・会長。大分県出身。
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[編集] 来歴・人物
大分県立大分上野丘高等学校、東京大学卒業後、1949年に近畿日本鉄道入社。1994年に代表取締役社長、1999年に会長就任、2003年に後任に譲り退任した。
2002年に大阪近鉄バファローズのオーナーをオリックス・ブルーウェーブと統合されて球団解散になるまで務めた。
その他、大阪商工会議所副会頭を1996年から、1999年から2004年まで会頭を務めた。大商は2003年4月に大阪工業会を吸収、大阪財界の顔として君臨した。
2006年現在、近畿日本鉄道相談役のほかに平城遷都1300年記念事業協会顧問、毎日放送取締役などを務めている。
[編集] 球団オーナーとして
球団オーナーとしては、バファローズ最後の人物であったが、オーナー会議議長を務めた他は、終始目立たなかった。球団合併問題では当事者になっていたにも関わらず、発言は少なく、むしろ本社の現職社長である山口昌紀の発言が目立った。
一方、2002年に読売ジャイアンツが優勝した際には、同球団および読売新聞が大阪市で行った優勝記念パーティに、大阪商工会議所会頭として出席、ジャイアンツの法被を着て鏡割りに参加した。
また、2003年には阪神タイガースの優勝パレードが大阪市の御堂筋で行われた際も、同職で出席し、タイガースの星野仙一監督と握手している。
肩書きがそうであったとはいえ、自球団の本拠となる都市で行われた他球団の優勝記念式典に出席し、このような行動をしたことは、バファローズのファンに屈辱的な印象を与えたと見ることもできる。
[編集] 関連項目
- 大分県出身の有名人一覧
- 佐伯勇
- 上山善紀
- 金森茂一郎(田代の前任者)
- 梨田昌孝
[編集] 外部リンク
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