田嶋伸博
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田嶋 伸博(たじま のぶひろ、1950年6月28日 - )は、日本のレーシングドライバー。東京都杉並区出身。現在はスズキの四輪モータースポーツ子会社である株式会社スズキスポーツ、モンスタースポーツジャパン、自動車ディーラータジマモーターコーポレーションの代表取締役社長。通称は「モンスター田嶋」。
1968年にレースデビュー。主にラリーやダートトライアルを得意とし、1995年から1998年にかけてはアジアパシフィックラリー選手権(APRC)の2輪駆動部門でシリーズチャンピオンを獲得したほか、1995年・2006年にはアメリカのパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにスズキ・エスクードで出場し総合優勝を飾っている。
一方で1986年にスズキスポーツを設立し、スズキの車を使用してモータースポーツに参戦するレーサーの後方支援活動も展開。2002年にはスズキスポーツがスズキ・イグニスを使用して世界ラリー選手権(WRC)・JWRCクラスへ参戦するに当たり、そのチーム監督に就任した。また2007年に予定されている、スズキ・SX4を使用したWRCへの本格参戦プロジェクトの指揮も取っている。