石切駅
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石切駅(いしきりえき)は、大阪府東大阪市上石切町にある、近畿日本鉄道奈良線の駅。
石切神社の最寄駅。生駒トンネルの大阪側入口。当駅から瓢箪山駅までの区間は、30パーミルを超える下り勾配が連続している。
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[編集] 駅構造
島式2面4線ホームを持つ退避可能な地上駅。ホーム有効長は8両。駅舎は南北にあり、北駅舎は橋上部にある。石切神社に近い南駅舎は築堤西側にあり、地下改札となっている。
- のりば
- 生駒・大和西大寺・奈良・天理・京都方面(当駅始発の上本町・難波方面行きも使用する)
- 生駒・大和西大寺・奈良・天理・京都方面
- 布施・鶴橋・上本町・難波方面
- 布施・鶴橋・上本町・難波方面
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果では、1日の利用客は11484人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅の中では323駅中67位。
- 難波線・奈良線の駅(大阪線複々線区間や他線接続駅含む)としては24駅中20位。
- 大阪府内の近鉄の駅としては61駅中31位。
- 奈良線内の急行停車駅としては最も利用客数が著しくない。
[編集] 特徴
- 特急券・定期券とも購入可能。
- 駅ホーム西端からは東大阪市の夜景を眺める事が出来る(但し標高が低いものの額田の方が眺め易い)。
[編集] 駅周辺
駅からは石切神社まで参道商店街が続いており、カーブと坂道の両脇に多数の店があって賑わっている。かつての石切駅はこの参道と近鉄奈良線が交差する付近にあった(1964年に現在位置に移設。後述)。今も交差ガード付近にかつての奈良行きホームと階段の一部が残っている。
[編集] バス
- 70番 新石切駅前行
[編集] 歴史
- 1914年(大正3年)4月30日 大阪電気軌道上本町~奈良(高天町)間開通時に開業。
- 1941年(昭和16年)3月15日 参宮急行電鉄との合併により関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1964年(昭和39年)7月23日 奈良線大型化に伴う改良工事の一環として、既存駅より約0.2km奈良方にある鷲尾トンネルを開削し、その跡地に駅移転。同時に旧生駒トンネル手前にあった孔舎衛坂駅を廃止。
- 1964年(昭和39年)12月26日 上下待避線設置。
- 1985年(昭和60年)11月28日 急行の停車駅に追加される。
[編集] 隣の駅
- 近畿日本鉄道
- 奈良線