砲弾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
砲弾(ほうだん、shell,cannonball)は、大砲に使用される弾丸のこと。複数の種類が存在し、目標・目的によって使い分けられる。陸上自衛隊の定義では「口径20mm以上の弾丸」のことで、それ未満のものを小火器弾薬とする。
[編集] 砲弾の種類
- 榴弾 (HE)
- 徹甲弾 (AP)
- 徹甲榴弾 (APHE)
- 徹甲焼夷弾 (API)
- 高速徹甲弾 (HVAP)
- 装弾筒付徹甲弾 (APDS)
- 装弾筒付翼安定徹甲弾 (APFSDS)
- 焼夷弾 (Incendiary)
- 曳光弾 (Tracer)
- 核砲弾
- 照明弾 (Illumination)
- 発煙弾 (Smoke)
- 榴霰弾 (Shrapnel)
[編集] 歴史
黒色火薬より安定した炸薬と信管が実用化されるまで、比較的薄肉・中-長砲身の砲で使える砲弾は無垢の実体弾・葡萄弾・散弾などに限られていた。