神吉宏充
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神吉 宏充(かんき ひろみつ、昭和34年(1959年)3月1日 - )は、日本の将棋棋士。棋士番号160。兵庫県加古川市出身。内藤國雄九段門下。
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[編集] 人物
- いったん社会人として就職後、1978年に19歳で奨励会1級に入会するという異色の経歴の持ち主である。年齢規定ぎりぎりの入会であった。なお、2005年には19歳で奨励会初段に入会するという、自身と類似した経歴の弟子を取っている。
- 体重120kgといわれる巨体の持ち主で、ピンクのスーツでTV番組に登場し軽妙なトークでファンを楽しませるなどタレント性があり、普及・広報の面で人気が高い。
- 2005年8月に行われた瀬川晶司のプロ編入試験でも、全身ピンクのスーツ姿で対局に臨み、対局中に(対局当事者であるにも関わらず)大盤解説場に登場して情勢についてコメントするなどのパフォーマンスを見せ、対局には敗れたものの「プロ棋士になれる」と瀬川を励まし、勇気づけた。
- 2006年8月、近鉄将棋まつりのイベントで瀬川晶司と再戦。三番勝負を行い1勝2敗。勝利した1局は、原始鬼殺し戦法を用いたプロ棋士同士の対戦では珍しい将棋であった。
- 体力的な問題から順位戦など持ち時間の長い棋戦を苦手にしている。
- 探偵!ナイトスクープなど、テレビのバラエティ番組へ出演した経験がある。1994年4月から9月まではTBSテレビ系の「テレビの王様」でレギュラー出演していた。
- NHK BS2で毎年1回放送される「大逆転将棋」という特集番組では司会と構成を務めている。
- 先崎学によれば、素人相手の駒落ちでは羽生善治よりも神吉が強いといわれている。その理由は「プロは詰み筋を読むがアマは読まない、だからアマの力量に合わせて(詰み筋が読めないアマ)指せば勝てる」ということである。
- 磊落な発言で知られるが、礼儀はわきまえていて、棋士同士の人気も高い。
- 居飛車穴熊にはめっぽう強く、谷川浩司も避けて通るほどの実力である。
[編集] 昇段履歴
[編集] 主な成績
(2006年2月5日現在)