神楽坂署生活安全課
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神楽坂署生活安全課(かぐらざかしょせいかつあんぜんか)は、テレビ東京系列で水曜21時~22時48分の水曜ミステリー9枠で放送されたシリーズの一つ。第1作が2005年5月25日に、第2作が2006年6月14日に放送されている。第1作は逢坂剛原作の「配達される女」(集英社文庫) 。 第2作の原作はないようである。
目次 |
[編集] タイトル名
1.神楽坂署・生活安全課 迷刑事エイジ&ロク
2.神楽坂署生活安全課 花街欲望の殺意
[編集] 主な登場人物
[編集] 神楽坂署生活安全課
- 高岡英治警部補・・・舘ひろし
- 生活安全課の班長(第2作からは係長の表記も)。戸川とは、幼稚園のときから、ずっと一緒にコンビを組んでいる。家族は妻を数年前に亡くしているらしい。娘・よう子は、第1作では亡き妻の実家の仙台で暮らしていたが、第2作で娘の神楽坂高校進学により一緒に暮らすようになる。犬が苦手である。その理由は、戸川が犬にかまれた後、自分もかまれた事から。
- 戸川六輔巡査部長・・・モト冬樹
- 生活安全課副班長。高岡とは幼稚園のときから、ずっと一緒にコンビを組んでいる。子供の時は、ケンカは高岡より強かったらしいと言っている。第1作では犬が苦手と判明している。その理由は、幼稚園のときにかまれて以来、トラウマになっているからとか。
- 伍代茜刑事・・・南野陽子(第1作のみ)
- 本庁捜査一課から、「人手不足」を理由に助っ人として神楽坂署へ。しかし、本庁へ戻れる目途が立たず、焦っている。
- 永江昇一郎刑事・・・金児憲史
- 第2作では、抜群の射撃の腕を披露。しかし、高岡、戸川に「うちの署に向いていない」と言われてしまう。
- 横山正義課長・・・清水章吾
- 本庁捜査一課課長とは、同期で釣り仲間。そのために、本庁捜査一課の捜査に高岡らを参加させるなど、仕事面でもその関係を利用している。
[編集] 神楽坂署刑事課
- 中村課長・・・誠直也
- 第1作では、役名の下の名前を「隆志」で、第2作では「隆夫」と表記されている。
- 青野泰三刑事・・・
[編集] 警視庁捜査一課
- 相原梓警視・・・戸田菜穂(第2作のみ)
- キャリア組の警視で、今回の事件の指揮を執る。将来の本部長候補の噂もあるほどのやり手といわれる。現場の刑事の立場をよく理解している。父である耕作は、高岡の交番勤務(神楽坂東交番)時代の同僚警官だった。父亡き後、彼女も警察官へ。
- 石上賢警部補・・・ガッツ石松(第1作のみ)
- 本庁の班を率いる。永江いわく、「石上軍団」とも呼ばれている。高岡の考え方を理解しているらしい。
[編集] 登場した車両
- E120系カローラ
- 第1作で登場した、生活安全課の覆面パトカー。ナンバーは「14-83」
- X120系マークX シルバー
- 第2作で登場した、生活安全課の覆面パトカー。戸川が運転し、高岡が助手席に乗る。そして、後部座席には相原も乗っている。ナンバーは、「71-16」
- S180系クラウン
- 第2作で登場した、刑事課の覆面パトカー。ナンバーは「品川300 し 14-84」
[編集] スタッフ
- プロデューサー:瀧川治水(テレビ東京)、小椋正樹、南條記良
- 原作:逢坂剛(第1作)
- 脚本:大野武雄(第1作)、安井国穂(第2作)
- 撮影:内田清美(第2作)
- VE:阿部正美
- 照明:中嶋義晴
- 音声:寺内大太
- 美術:吉原芳郎
- 装飾:加藤健一
- 車輌:TA・KA
- 監督:村田忍(第1作)、津崎敏喜(第2作)
- チーフプロデューサー:太田哲夫(テレビ東京)
- 製作:テレビ東京、BSジャパン、ニューウエーヴ