秦野盆地
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[編集] 地理
- 北側及び西側は丹沢山地、南側は渋沢丘陵(大磯丘陵の一部)、東側は弘法山に囲まれた盆地である。丹沢山地から流れ出る、水無川と金目川の扇状地からなる。
- 箱根の芦ノ湖を上回るほどの水量の地下水を有している。扇端部では湧水が多く秦野盆地湧水群として環境省の名水百選にも選ばれている。
- 秦野盆地と秦野市主要部の範囲はほぼ一致しており、古くから盆地内で1つの経済圏ができていた。盆地の東西を横切る形で東名高速道路、国道246号、小田急小田原線が走っている。
[編集] 歴史
- 江戸時代以降は、盆地内で葉たばこ生産が盛んになり全国三大銘葉のひとつに数えられた。第二次世界大戦後は東京のベッドタウンとして人口が増加したが、その一方で葉たばこ生産は徐々に衰退していった。1984年に葉たばこ生産は終了した。
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