稲田千賢
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稲田 千賢(いなだ ちかし、1977年9月30日 - )は、元ボクシングOPBF東洋太平洋ライト級チャンピオン。広島県三次市出身。帝拳所属。広陵高等学校、法政大学法学部出身
[編集] 略歴
- 1998年、アマチュアライト級日本王座に輝く。アマ時代の戦績は80勝12敗。スピードとリーチに恵まれたボクサーとして知られる。
- 2000年3月18日、6回戦からデビューし5RTKOと勝利。その後15連勝。
- 2004年3月20日、嶋田雄大のもつ日本ライト級王座に挑戦。10R判定まで縺れるも、判定負け。10月2日、東洋太平洋ライト級王座デニス・ローレンテ(フィリピン)に挑戦。これも12R判定で敗れる。
- 2005年3月5日、1戦1勝後再度デニス・ローレンテに挑み、12R判定で勝利しタイトル奪取。
- 2006年3月29日、2度防衛したタイトルを返上。
- 2006年5月20日、WBAライト級暫定王座を賭け、ロサンゼルスでホセ・アルマンド・サンタクルス(メキシコ)と戦う。当初相手はシリモンコン・シンワンチャー(タイ)の予定が病気(B型肝炎)の為変わった。正王者ディエゴ・コラレスがラバーマッチを優先した為に行われた一戦、WOWOW開局15周年記念エキサイトマッチとして放送された。鼻血及び左目尻を切り顔面血まみれになり、6RTKOを宣言され敗れる。
[編集] 関連記事
前王者 デニス・トーレント |
第39代東洋太平洋ライト級王者 2005年3月5日 - 2006年3月29日 |
次王者 ランディ・スイコ |