広陵高等学校 (広島県)
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広陵高等学校(こうりょうこうとうがっこう)は広島県広島市安佐南区沼田にある私立の高等学校。
校訓は質実剛健。
硬式野球部は、旧制中学時代から全国大会(甲子園他)に出場しており、広島県のみならず全国的にも有名で、1926年、1991年、2003年と、いずれも春のセンバツで優勝している。(準優勝は春夏合計5回)また硬式野球部の他に軟式野球部、ボクシング部、テニス部なども優秀な成績をおさめている。多くのプロ野球選手を卒業生から輩出している。
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[編集] 沿革
- 1894年に鶴虎太郎が設立した「数理学会」に始まる。
- 旧制広陵中学校を経て、1948年学制改革により現在の広陵高等学校と改称した。
- 1973年、市内中心部の宇品(現・南区宇品;ジャスコみゆき店付近) から安佐南区の現在地に移転。
※ 旧市内の有力私立高のように中学校を付設せず、6年一貫教育を取らなかったため、難関大への進学実績は安佐南区では後発の広島県立安古市高等学校の後塵を拝すことになった。(しかし、当校はスポーツエリート校の性格を持ち、中学入学時点では運動能力がはっきりせず選抜は困難であるため、中高一貫教育には不向きである。) - 1998年以前は男子校であったが1999年からは共学となり、現在に至る。
[編集] 卒業生
[編集] 主なプロ野球選手
- 田部武雄(元読売ジャイアンツ、野球殿堂)
- 加藤喜作(元南海軍)
- 小川年安(元阪神タイガース)
- 平桝敏男(元阪神タイガース)
- 岡田宗芳(元阪神タイガース)
- 白石勝巳(元広島東洋カープ監督他、野球殿堂)
- 門前眞佐人(元広島東洋カープ監督他)
- 濃人渉(元中日ドラゴンズ・東京オリオンズ・ロッテオリオンズ監督)
- 岩本義行(元松竹ロビンス他、野球殿堂)
- 福富邦夫(元ヤクルトスワローズ他)
- 佐伯和司(元広島東洋カープ他)
- 石橋文雄(元広島東洋カープ)
- 定詰雅彦(元千葉ロッテマリーンズ、阪神タイガース)
- 本原正治(元読売ジャイアンツ他)
- 金本知憲(元広島東洋カープ、現阪神タイガース)
- 堀江賢治(元大洋ホエールズ、大阪近鉄バファローズ)
- 二岡智宏(読売ジャイアンツ)
- 福原忍(阪神タイガース)
- 山崎賢太(元中日ドラゴンズ) 現モデル
- 佐竹健太(広島東洋カープ)
- 稲田直人(北海道日本ハムファイターズ)
- 川本大輔(元読売ジャイアンツ)
- 新井良太(中日ドラゴンズ)
- 西村健太朗(読売ジャイアンツ)
- 白濱裕太(広島東洋カープ)
- 吉川光夫(北海道日本ハムファイターズ)
[編集] アマチュア野球指導者
[編集] その他
- 中谷雄英(日本初の柔道五輪メダリスト(東京五輪金メダル)
- 角川博(演歌歌手)
- 島田洋七(漫才師)
- ふじいあきら(マジシャン)
- 山下八洲夫(参議院議員・現職)
- 稲田千賢 (ボクシングOPBF東洋太平洋ライト級チャンピオン)