美尾敦
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美尾敦(みお あつし、1983年1月26日 - )は、京都サンガF.C.所属のプロサッカー選手。ポジションはMF、背番号8。神奈川県横浜市出身。
- 2001年:U-18日本代表
- 2002年:U-19日本代表候補
目次 |
[編集] 経歴
- 1992年~1995年:原FC
- 1995年~1998年:ベルマーレ平塚ジュニアユース
- 1998年~2001年:湘南ベルマーレユース
- 2001年:ヴァンフォーレ甲府
- 2002年~ :京都パープルサンガ/京都サンガF.C.
- 横浜市立原中学校→神奈川県立岡津高等学校卒業
[編集] 略歴
1年間在籍した甲府時代は高卒のルーキーながらリーグ戦33試合に出場しており、当時まだJ2の弱小チームだった甲府を支えた。京都に移籍してからの2年半はほとんど出場機会がなかったが、2004年シーズン中に西村昭宏監督が解任され、柱谷幸一監督が就任すると、まさに一変。まず柱谷監督最初の采配となった大宮アルディージャ戦で崔龍洙の決勝ゴールをアシスト。続くサガン鳥栖戦ではスコアレスで試合が進む中、終了間際に立て続けに2ゴールを決め、チームを勝利に導いた。この2試合は途中出場であった。ポジションの重なる松井大輔がオリンピック代表や海外移籍のためスタメンの座も手に入れた。また、この時期に京都に移籍した三上卓哉との左サイドでの連携も京都の武器となった。この年、J2では5位と不本意な成績に終えた京都にとっての数少ない明るい話題であった。以降、京都では主力として活躍している。ただ、2006シーズンはJ1初ゴールも記録したが、控えに回ることが多かった。まだ若いこともあってこれからの成長にも期待がもてる選手である。
[編集] エピソード
かなりの「出っ歯」であり、本人も「歯」を強調したコミカルなポーズを京都の公式サイトの写真で披露したりしている。また、京都の応援番組である「サンガ@LOVE」(KBS京都)に出演した際、自身の「宝物」を披露するコーナーで、寄せ書きのメッセージが多数書かれたユニフォームを持参したが、その中のメッセージには「さんまを越えろ!」というメッセージが大きな文字で書かれていた。
[編集] 個人成績
年度 | チーム | リーグ | 背番号 | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
J・J1 | J2 | ||||||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
2001年 | 甲府 | J2 | 13 | - | 33 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | |
2002年 | 京都 | J1 | 13 | 0 | 0 | - | 1 | 0 | 0 | 0 | |
2003年 | 京都 | J1 | 13 | 2 | 0 | - | 1 | 0 | 0 | 0 | |
2004年 | 京都 | J2 | 19 | - | 28 | 6 | - | 2 | 1 | ||
2005年 | 京都 | J2 | 8 | - | 39 | 3 | - | 2 | 0 | ||
2006年 | 京都 | J1 | 8 | 20 | 1 | - | 2 | 0 | 0 | 0 | |
2007年 | 京都 | J2 | 8 | - | - | ||||||
通算 | 22 | 1 | 100 | 11 | 4 | 0 | 6 | 1 |
[編集] プレースタイル
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
京都サンガF.C. - 2007 |
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1 平井直人 | 2 秋田豊 | 3 チアゴ | 4 安藤淳 | 5 手島和希 | 6 森岡隆三 | 7 徳重隆明 | 8 美尾敦 | 9 アンドレ | 10 パウリーニョ | 11 星大輔 | 13 三上卓哉 |14 中払大介 | 15 中山博貴 | 16 斉藤大介 | 17 石井俊也 | 18 米田兼一郎 | 19 登尾顕徳 | 20 倉貫一毅 | 21 橋田聡司 | 22 渡邉大剛 | 23 大久保裕樹 | 24 小原昇 | 25 西野泰正 | 26 西村弘司 | 27 加藤大志 | 28 姜鉉守 | 29 田村仁崇 | 30 隅田航 | 31 田原豊 | 32 三戸雄志 | 33 上野秀章 | 34 平島崇 | 35 角田誠 | 監督 美濃部直彦 | クラブ | |
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