虎島和夫
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虎島 和夫(とらしま かずお、1928年1月6日 - 2005年11月1日)は、日本の政治家、元自由民主党衆議院議員。第2次森内閣の防衛庁長官。学歴は旧制長崎県立五島中学校卒業。職歴は九州電力。福江市市議会議員、長崎県県議会議員を経て衆議院議員。位階勲等は従三位勲一等旭日大綬章。
長崎県福江市(現在の五島市)出身。1945年に旧制長崎県立五島中学校を卒業、翌1946年に九州電力に入社する。1954年に福江市議会議員選挙に立候補し当選、3期務めその間、1962年には市議会議長に就任。1967年、長崎県議会議員選挙に立候補し当選。当選5期。1979年には長崎県議会議長に就任した。
自民党長崎県連幹事長などを経て、1986年7月の第38回衆議院議員総選挙(衆参同時選挙)に旧長崎2区から自民党公認で立候補し当選する。以降5回連続当選。自民党では、安倍晋太郎-三塚博-森喜朗派(清和会)に所属。自民党副幹事長、総務政務次官などを歴任し、2000年7月から12月まで第2次森内閣の防衛庁長官を務めた。2003年10月の第43回衆議院議員総選挙には立候補せず、政界を引退した。2005年11月1日、肺癌のため長崎大学附属病院で死去。77歳。
週刊誌などでは、議員年金の重複受給者(市議3期12年、県議5期19年、衆議院5期17年)として掲載されていた。
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