西鉄新宮駅
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西鉄新宮駅(にしてつしんぐうえき)は、福岡県糟屋郡新宮町下府にある西日本鉄道貝塚線の駅。同線の終着駅である。
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[編集] 駅構造
1面2線のホームを持つ地上駅。部分廃止前は宮地岳線のCTC設備はここで管理されていた。また、保線機械の留置線もあった。
[編集] 駅周辺
新宮町で唯一の鉄道駅であり(JR九州の筑前新宮駅は福岡市東区域内)、新宮町役場への最寄り駅でもあるが、新宮町の中心市街地は福岡市との境界部付近である筑前新宮駅周辺地域に形成されている。また並行する国道495号から600mほど離れていることもあって、駅周辺は住宅があるのみで閑静である。
旧・宮地岳線の旅客数からすれば、一駅貝塚寄りの三苫駅までの存続となるところだったが、新宮高等学校への通学需要の関係で当駅まで残ったといわれる。
- 新宮町役場 - 駅前の宮地岳線に並行する道路を津屋崎方向へ歩き、交差点で右折。東へ約1km。
- 福岡県立新宮高等学校 - 町役場と同じルート(在校生は新宮ロードと呼んでいる)で歩く。東へ約900m。
- 福岡県立福岡養護学校 - 国道495号線沿い。東へ約900m。
- 新宮町立新宮中学校 - 東へ約600m。
- 新宮町立新宮小学校 - 南東へ約750m。
- 新宮浜簡易郵便局 - 西へ約400m。
[編集] バス路線
- ■ 5 宮地岳線代替
- 新宮高校前→新宮・緑ヶ浜→ゴルフ場前→日吉台団地→古賀→(古賀駅前)→中川→花見→名糖前→向山→福間駅前→戸井手→宮地岳宮前→宮司団地前→的岡→津屋崎→津屋崎橋
新宮町コミュニティバス・マリンクスのバス停有り。
[編集] 利用状況
一日平均乗降人員は以下の通り。
[編集] 歴史
- 1925年(大正14年)7月1日 博多湾鉄道汽船の新宮湊駅として開業。
- 1942年(昭和17年)9月19日 博多湾鉄道汽船が九州電気軌道(のちの西日本鉄道)に合併される。
- 1942年(昭和17年)9月22日 西鉄新宮駅に改称。
- 2007年(平成19年)4月1日 西鉄新宮~津屋崎間の廃止により、貝塚線の終着駅となる。
[編集] その他
駅到着前の車内では、車内放送に先立ちチューリップの「サボテンの花」のオルゴールチャイムを鳴らしている。
[編集] 隣の駅
- 西日本鉄道
- ■貝塚線
- 三苫駅 - 西鉄新宮駅
[編集] 関連項目
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