和白駅
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和白駅(わじろえき)は、福岡市東区和白3丁目8番1号に所在する九州旅客鉄道・西日本鉄道の駅。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 香椎線、貝塚線ともに相対式2面2線の地上駅。
- 以前は乗換用連絡改札が存在したが、現在は閉鎖され乗換は香椎線の踏切を渡る必要がある。
- 香椎線側駅舎には自動改札機が設置。
- 1966年(昭和41年)までは和白駅西方(奈多・唐の原方)で西鉄宮地岳線(現・貝塚線)と平面交差していた。
- 1988年(昭和63年)3月の列車増発ダイヤ施行時まで片面1線ホームであった。現在の香椎方面ホームがそれである。
- マルスは無いが指定券発行が可能なPOS端末機が設備されている。
- 九州交通企画が駅業務を遂行する業務委託駅である。
[編集] JR九州のりば
1 | ■香椎線 | 海ノ中道・西戸崎方面 |
2 | ■香椎線 | 香椎・長者原・宇美方面 |
[編集] 西鉄のりば
1 | ■貝塚線 | 新宮方面 |
2 | ■貝塚線 | 西鉄香椎・西鉄千早・貝塚(地下鉄)方面 |
[編集] 駅周辺
駅周辺は都会と田舎が混じったような街並みとなっている。海側は駅前にはマンションが建ち並んでいるものの、やや歩いていけば田んぼも目立つ。海の反対側にもマンションが建ち並んでいる。
- 和白干潟
- 上和白郵便局
- 和白郵便局
[編集] 歴史
- 1905年(明治38年)1月24日 博多湾鉄道(1920年博多湾鉄道汽船に改称)の簡易停留場として開設。
- 1924年(大正13年)5月23日 博多湾鉄道汽船(貝塚線)新博多~和白間開業。
- 1925年(大正14年)7月1日 博多湾鉄道汽船(貝塚線)和白~宮地岳間開業。
- 1942年(昭和17年)9月19日 博多湾鉄道汽船をはじめとする5社合同合併により西日本鉄道糟屋線所属駅となる。
- 1944年(昭和19年)5月1日 西戸崎~宇美間の戦時買収により国鉄と西日本鉄道の共同使用駅となる。駅に昇格(このとき貨物扱開始?)。
- 1961年(昭和36年)2月21日 貨物取扱廃止。
- 1966年(昭和41年)10月26日 駅西方を立体交差化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により香椎線の駅を九州旅客鉄道が継承。
[編集] 一日平均乗降人員
駅周辺にはマンションも多いが、利用客はあまり多くない。
※西鉄