角盈男
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角 盈男（すみ みつお、1956年6月26日 - ）は、昭和後期から平成期（1970年代後半-）のプロ野球選手、野球解説者、タレント（太田プロダクション所属）。左投げ左打ち。巨人時代の登録名は角 三男（一時期角 光雄）、妻は昌恵さん。
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[編集] 来歴・人物
鳥取県米子市出身。鳥取県立米子工業高等学校から三菱重工三原を経て、1976年のドラフト3位で読売ジャイアンツから指名を受け、翌年に入団。1年目の1978年に5勝7セーブで新人王を獲得。翌年は制球の悪さが顕在化し不調に陥ったが、1980年にオーバースローをサイドスローに改造して開眼。
球速こそ落ちたものの、致命的なコントロールの悪さがこれで改善された。先発では無駄球が多く完投能力が低かったものの、リリーフとしては変則的なフォームでタイミングが取りづらく、地肩が強く連投が利くという長所を生かした形となった。抑えのエースとして活躍し、1981年に8勝20セーブで最優秀救援投手のタイトルを獲得。その後、他球団に研究されたことと、制球を乱して救援失敗することが度々あり精彩を欠いたが、鹿取義隆と入れ替わる形で中継ぎとして起用され、長く巨人のリリーフ陣の核として活躍。
1989年のシーズン途中に日本ハムファイターズに移籍。先発を務めたため423試合連続リリーフ登板の日本記録（当時）が途絶えた。通算では40試合に先発、3完投の成績を残した。1990年6月6日の近鉄バファローズ戦ではラルフ・ブライアントに東京ドームの天井スピーカーを直撃する本塁打（推定飛距離170m）を放たれた。
1992年にヤクルトスワローズに移籍、同年引退。引退後は1995年にヤクルト、1997年は古巣の巨人で投手コーチを務め、退団後はニッポン放送の野球解説者を務めた。現在は野球評論家の傍らタレント活動も行っている。上記のとおりかつての戸籍上の名前は三男であったが本人いわく「三男（さんなん）だから三男（みつお）とつけられたのが嫌」で度々登録名を変更したという。
[編集] 通算成績
- 618試合 38勝 60敗 99セーブ 3完投 962投球回 防御率3.05
[編集] タイトル・表彰
- 新人王（1978年）、最優秀救援投手 1回（1981年）
[編集] 現在の出演番組
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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