諭鶴羽山
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諭鶴羽山 | |
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標高 | 608 m |
位置 | 北緯34度14分5秒 東経134度48分50秒 |
所在地 | 兵庫県南あわじ市 |
山系 | 諭鶴羽山地 |
種類 | - |
初登頂 | - |
諭鶴羽山(ゆづるはさん)は、兵庫県南あわじ市の神代浦壁・北阿万稲田南・灘惣川の境界にある山。淡路島南部を東西に走る諭鶴羽山地の最高峰であると同時に、淡路島最高峰でもある。
目次 |
[編集] 地理
一帯は多雨多湿の上、冬期も温暖で、ほぼ常緑樹によって覆われている。交通が不便なため却って自然はよく保たれ、野生の鹿も見られる。
北麓は比較的緩やかだが、南麓は海岸まで迫る急勾配。南方は紀伊水道で、近く沼島(ぬしま)を望む。
[編集] 歴史
- 山頂から程近い南麓に位置する諭鶴羽神社は、開化天皇の治世に開かれたと伝えられる古社で、『枕草子』にも「峰は ゆずるはの峰 あみだの峰 いや高の峰」とある。諭鶴羽山は平安時代以来、熊野信仰の霊場として栄えていたが、室町時代から戦国時代にかけての戦乱で焼失、衰退した。
- 1963年5月1日、日東航空(日本国内航空などを経て現在の日本航空インターナショナル)のDHC-3(JA3115、大阪→徳島)が山中に墜落、乗客9人が死亡。(日東航空つばめ号墜落事故)
[編集] 観光地
[編集] 交通
[編集] 徒歩(登山)
- どちらも急勾配区間あり。
- 北麓から:諭鶴羽ダム(駐車場あり)・牛内ダムより諭鶴羽古道(裏参道)を登山、諭鶴羽山頂まで約3.2km。2ダム周辺にバス停無し。
- 南麓から:灘黒岩(コミュニティバス「らん・らんバス すいせん号」黒岩バス停下車)より諭鶴羽古道(表参道)を登山。諭鶴羽山頂まで約2.4km。
[編集] 車両
- どちらも道幅が狭く待避所も無いため、軽自動車・ミニカーや二輪車以外での登山は避けた方が無難
- 北麓から:国道28号立石交差点より南あわじ市道を南へ、社家公会堂付近から上田林道を南へ約11km(円行寺交差点より南へ延びている兵庫県道535号灘市線は諭鶴羽ダム(国道28号より5km南)で行き止まり)。
- 南麓から:兵庫県道76号洲本灘賀集線灘山本より兵庫県道535号灘三原線を北上。諭鶴羽神社前まで全面舗装。
- 駐車場は諭鶴羽神社前にあり、約400m登山道を歩くと山頂に到着。
[編集] 外部リンク
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