農学部
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教育、研究は、農学、畜産学、農芸化学、農業工学、農業経済学、林学、造園学、獣医学の8つが主になされており、附属施設として農場や実習林を持っている。
戦前、日本の大学で農学部を擁したのは帝国大学系国立大学では北海道大学、東京大学、京都大学、九州大学の4大学と私立大学では東京農業大学のみで5大学だけであった。
明治大学の農学部生命科学科のように、生物学に関連する教育が行なわれている場合もある。宇都宮大学など、農業経済学科を置き、農業について社会科学的側面から研究・教育を行っている大学もある。
近年、環境保護や国際開発、地域振興などに関する研究・教育に力を入れている所も多い。
実地農業に関する教育を目的とした別科が置かれている大学もある。
目次 |
[編集] 農学部を持つ日本の大学
[編集] 国公立
[編集] 私立
[編集] かつて存在した大学
- 三重大学 → 水産学部と合併して生物資源学部に改組(1987年)
- 弘前大学 → 農学生命科学部に改組(1997年)
- 岐阜大学 → 応用生物科学部に改組(2004年)
- 大阪府立大学 → 生命環境科学部に改組(2005年)
- 島根大学 → 理学部生物学科と合併して生物資源科学部に改組
- 日本大学 → 旧農獣医学部を生物資源科学部に改組(1996年)
- 東京農業大学 → 旧農学部を改組し新たに応用生物科学部・地域環境科学部・国際食料情報学部を設置(1998年)
[編集] 農学部を改組して誕生した学部
[編集] 生物資源学部
- 生物資源学部のある大学
[編集] 農学生命科学部
- 農学生命科学部のある大学
[編集] 応用生物科学部
生命科学の基盤である「食」「健康」「エネルギー」に関わる諸問題、生物機能、生物資源の利用、食料生物資源の生産、生物の共生環境および先端生命科学の高度化を考究する学部。
[編集] 生命環境科学部
- 生命環境科学部のある大学
[編集] 生物資源科学部
[編集] 地域環境科学部
- 地域環境科学部のある大学
[編集] 国際食料情報学部
農学の一分野で、世界レベルでの「グローバル化」が進む現代社会において、均衡のとれた食料需給システムと、共生・循環・持続型社会の構築をめざす。研究領域は自然科学と社会科学の両分野に及び、農学・バイオテクノロジー・環境学に農業経済学・開発経済学・経営学・情報科学を加えた「文理融合」の学問分野を展開している。 特に近年、変化が著しい農業にまつわる法や政策、そして市場に商品を安定供給する基盤、さらには市場の傾向・反応までを把握する人材が求められている。農業の構造そのものを理解すると同時に、より健全なビジネスとして進化させることを目標としている。
- 国際食料情報学部のある大学
[編集] 関連項目
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