遠藤守信
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遠藤 守信(えんどう もりのぶ、1946年9月28日 - )は、長野県須坂市生まれの化学者。信州大学工学部教授。
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[編集] 専門分野
カーボンナノチューブ、新炭素体の科学と応用。
化学的気相成長法によるカーボンナノチューブの大量生産技術を開発した。「遠藤ファイバー」と呼ばれるこのカーボンナノチューブはリチウム電池などに使用されているほか、電子デバイス等多くの分野で注目を集めている。
[編集] 現職
[編集] 略歴
- 1965年3月 長野県須坂高等学校 卒業
- 1969年3月 信州大学工学部 卒業
- 1971年3月 信州大学大学院工学研究科 修了
- 1972年 信州大学助手
- 1977年 信州大学工学部講師
- 1978年 信州大学工学部助教授
- 1990年 信州大学工学部教授
- 2004年1月-現在 炭素材料学会 会長
- 2005年4月-現在 カーボン科学研究所所長
- 2006年 長野県須坂市名誉市民
- 名古屋大学、オルレアン大学にて博士号取得
- フランスCNRS客員研究員、MIT招聘研究員など歴任
[編集] 賞歴
- 1995年 炭素材料学会賞受賞(炭素材料学会)
- 2001年 Charles E. Pettinos賞受賞(American Carbon Society)
- 2002年 LEE HSUN Lecture Series 賞受賞
- (Institute of Metal Research,The Chinese Academy of Science,中国)
- 2003年 信毎賞受賞(財団法人信毎文化事業団)
- 2003年 石川カーボン賞受賞(財団法人石川カーボン科学技術振興財団)
- 2004年 Medal of Achievement in Carbon Science and Technology, American Carbon Society
- 2004年 北京化工大学名誉教授
- 2005年 文部科学大臣賞
- 知的クラスター創成事業「長野・上田スマートデバイスクラスター」産学官連携活動の推進及び科学技術の振興に取り組み他の模範となる大きな成果を挙げ科学技術創造立国実現に向けた功績
- 2006年 Best of Small Tech Awards 2006 受賞
[編集] 外部リンク
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