都市新バスシステム
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都市新バスシステム(とししん-)とは、都市における交通体系上根幹となるべき主要なバス路線において様々な施策を行い、バスの利便性を改善するために行われたシステムのことである。
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[編集] 概要
1984年3月に、東京の渋谷駅 - 新橋駅間約5.5km(都営バス)と新潟の新潟駅 - 内野約16.8kmと新潟駅 - 新潟大学約13.9km(新潟交通)において導入されたのが始まりである。その後、大阪、金沢、名古屋にも導入されていった。初期に導入されたこれらは、運輸省(当時)から補助金の交付を受けていた。以下に見られるような施策を行った結果、東京や名古屋では30%近い大幅な利用客の増加をもたらした。このような効果があった影響で、その後は補助金をもらうことなしに、都営バスや東急バスなどでもこれらシステムの整備が進められた。
近年では、車両面およびサービス面でも都市新バスシステム系統とそのほかの系統における差異は減少してきており、バスサービス全体の底上げにつながる施策となった。
[編集] 3大特徴
都市新バスの大きな特徴とは、
- 高頻度なダイヤ
- バスロケーションシステム
- グレードの高い車両での運行
の3点である。
[編集] 都営バスにおける都市新バスシステム
[編集] 特徴
- 一つ一つの系統に愛称とマークが付けられている。
- グレードの高い都市新バス車で運行
- 系統漢字には「都」を用い、数字は「0x」である。
- 8系統すべてでカラー方向幕を使用している。
[編集] 系統
都市新バスには、現在8つの系統が指定されている。以下にそれぞれの系統を述べるが、系統ごとの詳細な情報は、所管の各営業所の項目を参照されたい。
- グリーンシャトル
- グリーンライナー
- グリーンアローズ
- グリーンエコー
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