野家啓一
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野家 啓一(のえ けいいち、男性、1949年2月 - )は、宮城県仙台市出身の哲学者である。専攻は、科学哲学。現・日本哲学会会長(2003年6月~)。
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[編集] 学歴
[編集] 職歴
- 1976年 - 南山大学文学部助手。
- 同講師。
- 1979年9月~1980年8月 - プリンストン大学客員研究員。
- 1981年 - 東北大文学部助教授。
- 1991年 - 同教授。
- 2003年~2006年 - 同学部長。
- 現在 - 東北大学副学長、図書館長、大学院文学研究科文化科学専攻教授。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『言語行為の現象学』(勁草書房, 1993年)
- 『無根拠からの出発』(勁草書房, 1993年)
- 『科学の解釈学』(新曜社, 1993年/(増補)ちくま学芸文庫、2007年)
- 『物語の哲学――柳田國男と歴史の発見』(岩波書店, 1996年/岩波現代文庫, 2005年)
- 『クーン――パラダイム』(講談社, 1998年)
- 『科学の哲学』(放送大学教育振興会, 2004年)
[編集] 共著
- (大庭健・高橋順一・小林敏明・吉田憲夫・島田稔夫・山本啓)『広松渉論』(ユニテ, 1982年)
- (今村仁司・三島憲一・鷲田清一)『現代思想の源流――マルクス, ニーチェ, フロイト. フッサール』(講談社, 1996年)
- (中村雄二郎)『インターネット哲学アゴラ――歴史』(岩波書店, 2000年)
[編集] 編著
- 『哲学の迷路――大森哲学批判と応答』(産業図書, 1984年)
- 『ウィトゲンシュタインの知88』(新書館, 1999年)
[編集] 共編著
- (丸山高司・小川侃)『哲学の現在(1)知の理論の現在』(世界思想社, 1987年)
- (木田元・栗原彬・丸山圭三郎)『コンサイス20世紀思想事典』(三省堂, 1989年)
- (木田元・村田純一・鷲田清一)『現象学事典』(弘文堂, 1994年)
- (新田義弘・丸山圭三郎・子安宣邦・三島憲一・丸山高司・佐々木力・村田純一)『岩波講座現代思想(全16巻)』(岩波書店, 1993年-1994年)
- (井上達夫・川本隆史・中岡成文)『岩波新・哲学講義』(岩波書店, 1997年-1999年)
- (大橋良介)『西田哲学選集』(灯影舎, 1998年)
- (廣松渉・子安宣邦・三島憲一・宮本久雄・佐々木力・末木文美士)『岩波哲学・思想事典』(岩波書店, 1998年)
- (鷲田清一)『20世紀を震撼させた100冊』(出窓社, 1998年)
- (大橋良介)『「哲学」――「知」の新たな展開』(ミネルヴァ書房, 1999年)
- (竹中興慈・岩渕康民)『アメリカを知る技法』(宝文堂出版, 2003年)
[編集] 訳書
- エルンスト・マッハ『時間と空間』(法政大学出版局, 1977年)
- J・オールウド『日常言語の論理学』(産業図書, 1979年)
- ノーウッド・R・ハンソン『知覚と発見――科学的探究の論理(上・下)』(紀伊國屋書店, 1982年)
- ソール A・クリプキ『名指しと必然性――様相の形而上学と心身問題』(産業図書, 1985年)
- H・I・ブラウン『科学論序説――新パラダイムへのアプローチ』(培風館, 1985年)
- クェンティン・スキナー『グランドセオリーの復権――現代の人間科学』産業図書, 1988年)
- リチャード・ローティ『哲学と自然の鏡』(産業図書, 1993年)
- クリストファー・ノリス『脱構築的転回――哲学の修辞学』(国文社, 1995年)