鈴木松美
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鈴木 松美(すずき まつみ、1941年1月1日 - )は、日本における音響・音声解析における第一人者。日本音響研究所所長。
[編集] 来歴
警察庁通信局を経て科学警察研究所にて主として音声・音響分野の研究に携わり、1969年12月退官。 富士ゼロックスを経て、1986年に日本音響研究所を設立し、現職。その後、NHKの教養講座講師なども務め、現アダム・スミス大学の「教授」 研究所のホームページによると、アダム・スミス大学 理学研究科 法学研究科 心理学研究科を卒業し、理学博士、法学博士、心理学博士を取得した。専門は音声科学。 1983年のアキノ暗殺事件では、発砲音の分析から軍関係者の関与を見抜き、フィリピンの法廷で証言。
2002年に日本着信メロディ研究所も設立し、バウリンガルを開発した(同年、その業績によりイグノーベル賞受賞)。
[編集] 過去に関わった事件・事故
- 大韓航空機撃墜事件(無線通信内容の解析:NHK,柳田邦男からの依頼)
- 航空事故等のブラックボックス分析(日本航空123便墜落事故等)
- グリコ・森永事件
- 甲府信金OL誘拐殺害事件
- 國松警察庁長官狙撃事件
- オウム真理教 TBS坂本堤弁護士一家殺害事件VTR検証(テレビ朝日からの依頼)
- 国際テロリスト ウサマ・ビンラディン 公開VTR分析
- イラク フセイン元大統領 演説VTR分析、等。
[編集] 外部リンク
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