鎌北湖
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鎌北湖(かまきたこ)は、埼玉県入間郡毛呂山町にある湖である。奥武蔵域の湖。
正式名称は山根溜池。別名乙女湖。
出来た当初は山根貯水池と呼ばれた、1935年に出来た農業用貯水池。1929年アメリカ発で起こった世界恐慌の対策として行われた公共事業のひとつ。中心コア型アースダム。
第二次世界大戦後、毛呂山町観光協会が「かまきた湖」と呼んだ。
ボート乗り、ヘラブナ釣りが出来る。季節によってソメイヨシノ、モミジが楽しめる。名物はイノブタ料理。
奥武蔵自然歩道 - 天覧山-高麗峠-巾着田-日和田山-高指山-物見山-鎌北湖 : 11km
- 面積 - 3.8ha
- 水深 - 30.5m
- 計画貯水量 - 30万立方メートル
- 着工 - 1929年(昭和4)
- 完成 - 1935年(昭和10)
目次 |
[編集] 行政
- 入間第一用水土地改良区
- 毛呂山町役場
[編集] 交通
- 電車 - JR八高線毛呂駅から徒歩約1時間(または東武越生線東毛呂駅から徒歩)。「鎌北湖入口」を入る。かつては東武の東毛呂駅から東武鉄道がバスを運行していたが、現在は廃止されてしまっている。
- 自動車 - 関越自動車道鶴ヶ島インターチェンジから30分程度。