闇狩人
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『闇狩人』(やみかりうど)は、坂口いくによるストーリー漫画。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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目次 |
[編集] 内容
表の顔は高校生、裏の顔は被害者や遺族の依頼で法で裁けぬ悪を殺す秘密の稼業・闇狩人である間 武士の活躍を描く。
作者自身、単行本1巻で「現代の必殺シリーズ」と書いている。
[編集] 連載
月刊少年ジャンプにおいて、1987年12月号~1990年3月号の間連載。
[編集] 闇狩人とは
法で裁けぬ人の恨みを、被害者、遺族に代わりに裁く「殺人代行者」。
報酬金額は決まっておらず、額で見る者もいれば、恨みの正当性や無念さを重視し、金額にはこだわらない者もいるなど様々。組織だって動く者と単独で依頼を受ける者がいるが、本作で登場する闇狩人はほとんど後者。
[編集] 主な登場人物
- 間 武士(はざま たけし)
- 我竜 京介(がりゅう きょうすけ)
- 陣内 力(じんない ちから)
- 故郷で家族を虐殺されたことから、京都の鬼姫事件に関わる。そこで間らと出会ったことから闇狩人となる。それ以来ホームレスとして生活し、探偵まがいのことや闇狩人をして生活費を稼ぐ。鬼神流空手の達人で徒手(素手)での格闘が基本だが、水に濡らした手拭いを用い、相手の顔を叩いて目を眩ましたり、相手の顔や手に巻きつけて動きを封じて手元に手繰り寄せるなど、補助的な武器としても使用する。
- 作者曰く「一番素直だが、出てくると話が暗い」との事。
- 三枝 将(さえぐさ しょう)
- 超人気歌手だが、鋼鉄カッターのギターピックを武器とする闇狩人としての顔も持つ。主に芸能界における依頼を受ける。
- 「歌で食えるようになって一時引退」していたが、芸能界も恨みつらみを目の当たりにして闇狩人に復帰する。
- 「守らない約束はしない主義」と言う位、意外と義理堅い。
- 美崎 ユキエ(みさき ゆきえ)
以下は外伝の主要登場人物。
- 工藤 大介(くどう だいすけ)
- 外伝「蛍」主人公。自由気ままな出張専門の闇狩人。30歳(作品発表当時)。趣味の釣り(疑似餌を自作するほどのオタクぶりを披露)を応用した技(仕事専用の糸とハリを使っての絞首と蛍を模した疑似餌を使った頚動脈切断)を披露している。
- 全主要キャラ中唯一、年齢が明記されている。
- 飛高 大悟(ひだか だいご)
- 異伝「Dの軌跡」主人公。『理論上最強のバイク』D4型を駆り、戦場でも使える専用スーツで正体を隠す「一夜限りの闇狩人」。
- 幼い頃の落石事故で両親を一度に亡くして以来、自分の死にさえ恐怖を感じないほど感情が麻痺している。
[編集] 単行本
[編集] 本編
- 「闇の世界より…」ISBN 4088713214
- 「無言劇」ISBN 4088713222
- 「京に哭く鬼」ISBN 4088713230
- 「夢の途中」ISBN 4088713249
- 「闇の記憶」ISBN 4088713257
- 「Let it be」ISBN 4088713265
[編集] 外伝
- 「闇狩人~家族の肖像~」ISBN 4088715500
- 「闇狩人異伝 Dの軌跡」ISBN 4088713222
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