電撃Dreamcast
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電撃Dreamcast(でんげきドリームキャスト)は、メディアワークスが2000年まで刊行していたゲーム雑誌。
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[編集] 電撃メガドライブ
1993年1月、角川書店からスタッフが一斉に離脱してメディアワークスを設立したのに伴い、電撃PCエンジン(現・電撃G's magazine)増刊として発刊した(隔月刊)。
連載漫画「ロムPちゃん」(乃美やすはる)がミもフタも無いネタの連発で秘かに人気だったが、わずか6号で休刊。競合誌・マル勝メガドライブ(マル勝PCエンジン増刊。1994年3月廃刊)よりも短命に終わってしまい、メディアワークスが再びセガハード専門誌に参入するには2年半を要した。
[編集] 電撃SEGA・EX
1996年7月創刊(ほぼ同時期に毎日コミュニケーションズよりGREAT SATURN Zが創刊している)。通巻12号。刊行ペースは月刊。セガサターンだけでなくアーケードゲームの情報も取り扱う意向が有ったとみられ、この雑誌名になったようであるが結局、1年後には誌名を変更する。
[編集] 電撃SEGA SATURN
1997年7月に雑誌名変更。通巻31号。発売ペースは電撃Play Stationと同じ隔週にペースアップする。
しかし、部数はSEGA SATURN MAGAZINE(ソフトバンクパブリッシング)・SATURN FAN(徳間書店インターメディア)の先行2誌に大きく水を開けられ低迷する。
[編集] 電撃Dreamcast
1998年11月、ドリームキャスト発売に合わせて雑誌名変更。しかし、ハードの低迷に加えて後期はDCの主力タイトルであるギャルゲー(主にNECインターチャネルによる、PCからの移植タイトル)情報が姉妹誌・電撃G'sマガジンとの競合を避ける必要上から積極的に掲載されず、自縄自縛気味になってしまい部数低迷がさらに深刻化。
結局、2000年末でDC専門誌としては2番目の休刊を余儀無くされた。通巻45号。