風花舞
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風花舞(かざはな まい、本名:宮崎優子 1971年6月6日 - )は東京都新宿区出身の女優。愛称は「ゆうこ」。兵庫県立鳴尾高等学校出身。
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[編集] 略歴
松山バレエ団に幼少より在籍していた。
1990年、76期生として宝塚歌劇団に入団。花組公演『ベルサイユのばら~フェルゼン編~』で初舞台を踏む。同期には、女優の彩輝直(現・彩輝なお)、樹里咲穂、純名里沙(現・純名りさ)、星奈優里、月影瞳、楓沙樹などがいる。ダンスに優れ、初舞台にしてソロのダンスシーンを与えられる。翌1991年月組に配属。優れたダンス力を持ち可憐な雰囲気も兼ね備えた娘役として注目されその後も着々と与えられた役をこなし、娘役スターとして成長。
1996年、娘役トップスターに就任。久世星佳とのトップお披露目作品となったブロードウェー・ミュージカル「CAN-CAN」は、彼女のダンスが最も生かされた作品となった。
久世星佳退団後は真琴つばさの相手役就任。1998年、挑戦的な試みであったバウホールでのダンスリサイタル「LAST STEPS -月明かりのワルキューレ-」を娘役単独主演で成功させる。1999年「黒い瞳/ル・ボレロ・ルージュ」にて退団。男役スターと互角の存在感・表現力を示しえた娘役スターであった。
現在は吉本興業の俳優部門に所属する。 しばらくは本名(上記に参照)で活躍をしていたが、2003年に左膝前十字靭帯(宝塚時代のロンドン公演で傷つけたままにしていた)の再建手術を受けたのを機に元の芸名に戻し、今に至る。
[編集] 主な作品
[編集] 舞台
[編集] 宝塚時代の作品
- たけくらべ
- CAN - CAN
- マンハッタン不夜城-王様の休日-
- チェーザレ・ボルジア
- プレスティージュ
- バロンの末裔
- グランドベルフォリー
- EL DRADO
- WEST SIDE STORY
- LAST STEPS -月明かりのワルキューレ-(主演)
- 黒い瞳(プーシキン原作 「大尉の娘」)
- ル・ボレロ・ルージュ
[編集] 退団後の作品
- ラ・カージュ・オ・フォール
- リトル・ショップ・オズ・ホラーズ
- big ~夢は、かなう。~
- 夫のかわりはおりません
- くるみ割り人形
- 荒波次郎
- てるてる坊主の照子さん
- 喝采
- 天使は瞳を閉じて
- Shuffle
[編集] テレビ
[編集] 映画
- ナマタマゴ
[編集] 外部リンク
- AGATE(ファンサイト)
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