高岡貨物駅
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高岡貨物駅(たかおかかもつえき)は、富山県高岡市吉久1-1-20にある日本貨物鉄道新湊線の貨物駅。
2002年12月1日にそれまで存在した新湊駅を1.7km能町方に移転して設置された。
目次 |
[編集] 取扱貨物
- コンテナ貨物
- 12ftコンテナ、20ft大型コンテナを取り扱う。
- 車扱貨物
- 営業設定のみで、列車の設定は無い。
- 産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の取扱許可を得ている。
[編集] 駅構造
伏木港に面した位置に1面のコンテナホーム、着発線荷役方式(E&S方式)を採用した1本の着発荷役線、その他数本の側線・着発線を有する。
また、中越パルプ工業能町工場への専用線があり、同社向けのコンテナ貨物を取り扱っている。かつては荻布倉庫への専用線もあり、青海駅からセメントが輸送されていたが2006年3月18日より列車の設定が無くなった。
[編集] 駅周辺
- 中越パルプ工業能町工場
- 荻布倉庫(住友大阪セメント新湊サービスステーション)
- 日本電工高岡工場
- 日本重化学工業高岡工場 - かつて専用線が現在の高岡貨物駅付近から分岐していた。用水路に沿って南下、加越能鉄道線(現・万葉線)と平面交差し、工場へ至っていた。
- サンエツ金属高岡工場 - かつて専用線が新湊駅から分岐していた。
- JFEマテリアル - かつて専用線が新湊駅から分岐していた。この専用線も加越能鉄道線と平面交差していた。
- 万葉線新吉久駅(最寄駅)
[編集] 歴史
- 1918年(大正7年)1月27日 - 中越鉄道新湊駅として開業。
- 1920年(大正9年)9月1日 - 中越鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1951年(昭和26年)4月1日 - 富山地方鉄道高岡軌道線(現万葉線高岡軌道線)開通に伴い旅客営業廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により日本貨物鉄道の駅となる。
- 2002年(平成14年)12月1日 - 旧吉久駅付近の現在地に移転、高岡貨物駅に改称。
[編集] 隣の駅
- 日本貨物鉄道
- 新湊線
- 能町駅 - 高岡貨物駅
[編集] 関連項目
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