高崎山自然動物園
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高崎山自然動物園 のデータ | |
含まれる市町村 | 大分県大分市 |
開園日 | 1953年(昭和28年)3月 |
管理者 のデータ | |
管理者 | 大分市高崎山管理公社 |
所在地 | 〒870-0802 |
大分県大分市神埼 | |
電話番号 | 097-532-5010 |
外部リンク | 猿の高崎山 |
高崎山自然動物園(たかさきやましぜんどうぶつえん)は、大分県大分市の高崎山にある自然公園である。
目次 |
[編集] 概要
高崎山に生息する野生のニホンザルに餌付けを行う猿寄せ場が設けられており、観光客はニホンザルの姿を見ることが出来る。高崎山のニホンザルはそれぞれA群、B群、C群に分かれており、それぞれにボスザルが存在していたが、A群は2002年(平成14年)6月頃から姿を見せなくなった。現在はB群、C群が猿寄せ場に姿を現す。
2004年(平成16年)3月26日、高崎山の入り口から猿寄せ場までを4分で結ぶ2両編成、定員40名の小型モノレールが運行を開始し、山を登る手間が省けた。
宮崎県の幸島と並んで「日本のサル学発祥の地」とも言われ、「群れの中で最も序列が高い個体を指す呼称を『ボスザル』から『α(アルファ)オス』に改める」と発表した際には、テレビニュースや新聞で報道された。現在でも、群れの動向は地域ニュースの話題となる。
[編集] 歴史
農作物被害の原因となっていた猿の駆逐失敗を耳にした元大分市長上田保が、逆に餌付けをし、観光資源として利用しようとしたのが始まりである。
- 1952年11月、猿への餌付けを開始。
- 1953年3月、開業。当時の猿は220頭。
- 1953年9月1日、阿蘇国立公園(現阿蘇くじゅう国立公園)に指定。
- 1953年11月14日、猿および猿生息地が、国の天然記念物に指定。
- 1956年5月、阿蘇国立公園から分離、瀬戸内海国立公園に編入。
- 1958年4月、昭和天皇および皇后が来園。
- 2004年3月26日、小型モノレール「さるっこレール」開通。
- 2004年4月1日、「高崎山おさる館」開業。
[編集] 施設
- 猿寄せ場
- 高崎山おさる館(大分マリーンパレス水族館の隣に位置する。)
- さるっこレール(定員40名の小型モノレール。片道、往復どちらでも料金は100円。)
- 駐車場(大分マリーンパレス水族館と共用。普通車400円。)
[編集] 所在地
大分県大分市神埼
[編集] 交通
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本の動物園 | 大分市 | 大分県の建築物・観光名所