高槻電車区
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高槻電車区(たかつきでんしゃく)は大阪府高槻市にあった西日本旅客鉄道の運転士の所属していた組織、および車両基地。 高槻駅から歩いて約20分ほどの場所にあった。
京阪神緩行線で使われる車両が配置されていたが、国鉄最末期に配置車両は当時の明石電車区(現・網干総合車両所明石品質管理センター)に移された。
1982年(昭和57年)度に201系の7両固定編成10本が新製配置された。いずれの編成も1986年(昭和61年)に明石電車区に転出するまで編成構成はまったく変わらなかった。
1994年(平成6年)に「吹田工場高槻派出所」(すいたこうじょうたかつきはしゅつしょ)として再び車両配置(207系)がなされたが、統合・廃止され、配置車両は2000年(平成12年)3月に明石電車区に移され、電留線のみが残っている。現在の略称は吹工高派。
2002年3月にみやこ列車区が発足するまでは乗務員も配置されており、長浜~網干総合車両所間の新快速・快速・普通の担当があった。 みやこ列車区の発足時には、一部の運転士がみやこ列車区へ、それ以外の運転士は京都電車区に転勤となった。
[編集] 配置車両に表記されていた略号
- 大タツ - 国鉄高槻電車区時代。大阪鉄道管理局を示す「大」と、高槻を示す「タツ」から。
- 京スタ - JR西日本吹田工場高槻派出所時代。京都支社を示す「京」と、吹田と高槻から頭文字をとった「スタ」から。
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