高輪大木戸跡
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高輪大木戸跡(たかなわおおきどあと)とは東京都港区高輪二丁目(「月の岬」麓)に存在する史跡である。
国道15号線の泉岳寺に位置する。
[編集] 歴史
宝永七年(1710)年、東海道から江戸府内の入り口として設けられた木戸の跡である。木戸は始め札の辻に設けられたが同所に移転し高札場と大木戸が設けられた。木戸の大きさは両脇に長さ五間(9m)、幅四間(7.2m)、高さ一丈(10尺=3m)の石垣であり、間に柵と門が設けられた。幕末伊能忠敬はここを全国測量の基点としたとされる。
田町側より |
国道1号線高輪大木戸跡 |
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