江頭2:50のピーピーピーするぞ!
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江頭2:50のピーピーピーするぞ!(えがしらにじごじゅっぷんの-)は、TFM+で平成18年(2006年)8月17日からはじまったインターネット放送(音声だけでなく動画も配信)で、江頭2:50がメインパーソナリティを勤めるトーク番組。アシスタントは早川亜希。毎週渋谷スペイン坂スタジオで公開収録がなされ、翌週の木曜日に配信される。
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[編集] 概要
江頭2:50がメインで出演する「江頭2:50のピーピーピーするぞ!」(以下「PPP」)は、彼にとっては初のトーク番組である。江頭はこれまで数多くのテレビ、ラジオ、舞台等に出演しているけれども、特にテレビに関してはバラエティ番組(「めちゃ×2イケてるッ!」など)で急に飛び出してきて暴れまわったり踊ったりするような役回りが多く、普通に話をするという機会は少なかった。そこで「PPP」では、江頭が彼の身の回りで起こった出来事や話題になっていることに関する話をしたり、視聴者の悩み事を聞いたり、彼の趣味である映画の評論したりと、テレビでは見られない江頭の一面が見られる内容となっている。また、江頭のトレードマークである上半身裸に黒のタイツ姿はこの番組でも健在である。番組名の「ピーピーピー」とは、放送禁止用語や不適切な発言をした時に、それが聞こえないようにする「ピー」という音(いわゆる「ピー音」)と、早川が番組中いつも携帯している笛の音の二つにちなんでいると考えられる。同番組中でも江頭はそのような「ピー音」が入るような発言をする事が多く、モザイクがかかるような卑猥な仕草をすることも少なくない。とはいえ、それがまた江頭の「売り」の一つでもあり、番組の最大の特徴とも言える。公開収録では当然ながら「ピー音」は入っておらず、何を言ったか聞けるという事が公開収録に来ることの最大の特権ともいえる。
[編集] 番組の特徴
[編集] 赤い笛
番組開始から存在しており、先述したように番組タイトルにも関係する代表的な小物で、体育の授業やスポーツの試合などで使われるプラスチック製のホイッスルである。アシスタントの早川亜希が常に携帯しており、江頭が危ない発言や行為をした場合それを吹く。ただし、回を重ねるにつれてその効果が薄くなっているのではないかという指摘もある。江頭だけでなく、観客に対して吹くこともある。
[編集] ○×の札
参加型の番組にしたいという当初の方針に従い、第2回から導入されたもの。公開収録を見に来た観客に配られ、スタジオ内に対して○、または×と表示することができる。
[編集] スクラップブック
江頭が持参するスポーツ新聞や雑誌の切り抜きを貼ったもの。自分に関する記事や気になったニュースなどを貼っている。
[編集] 大学ノート
番組中、ほとんど映ることはない江頭が持参したノート。常に彼の手元に置かれており、そこにはその日話すネタなどが書き込まれている。実際に目撃した人の話では、びっしりと字が書き込まれており、赤線などが引かれているという。
[編集] 常連の観客
当初は江頭のことをよく知らない客が多く見にきていたが、番組の回を重ねるにつれて常連になる観客も増えてきた。ファンの間でも観客のことが話題になることが少なくない。
[編集] 坂上二郎のそっくりさん
2006年12月14日の配信で登場した坂上二郎そっくりの男性。観客として見にきており、江頭がえらく気に入っていた。その後2007年2月22日配信の放送で再登場。3度目の登場も示唆した。NHKの番組を観覧する為に渋谷に来ていたらしい。踊りが好きで、スタジオの中に案内されても全く緊張しているそぶりを見せず、早川からは「本当に素人さん?」といわれるほどであった。愛称は「二郎さん」
[編集] あべちゃん
番組AD。スタジオ内で江頭、早川が語り合うテーブルの脇の床に直接座っている、隠れた3番目のキャラクター。江頭がスタジオ内を動き回ると、その姿を見ることができる。2006年最後となる放送の「さよなら2006懺悔野球拳」では早川のスタッフも懺悔をすべきという要望から早川と懺悔野球拳を行うことになった。しかし周囲の期待とは裏腹に早川に勝ってしまう。また「心男女」のコーナーでは悩みの回答につまった江頭から「あべちゃん、どうしたらいい?」とふられることもあった。
[編集] 早川亜希
地球で唯一、江頭を手なずけられる女性。サンミュージックブレーンに所属するタレントで、テレビドラマやCM、舞台等に出演していた。番組開始当初は、江頭の暴走を必死に止めていたが、回を重ねるごとに江頭に影響されたのか、江頭以上に過激なことを口にするようになった。また、彼女の天然ボケ発言で江頭がツッコミ役になることも少なくない。彼女の成長(?)もまた、番組を見る上での醍醐味と言えるかもしれない。
[編集] 株式会社ぱっぷる
この番組を制作している会社。番組プロデューサーの樋川氏やAD(アシスタントディレクター)のあべちゃんなどスタッフが所属している。平成2年2月に設立され、資本金1000万円。代表者は樋川恵一。主にウェブ番組やテレビ番組の制作などを手がける。同社は、平成9年から放送されていた中京テレビの「すっぴんDNA」という番組の制作にも関わっており、その番組には早川亜希も出演していた。
[編集] 衣装及びヘアメイク
- センソユニコ
- ブルーフェイセス
- 早川のヘアメイク(整髪)を担当する美容院。
- Chacott
- 江頭が着用しているタイツのメーカー。日本バレエ用品企業で株式会社オンワード樫山グループ傘下。早川が自らが着用しているセンソユニコの洋服を紹介する際に負けずに江頭もChacott着用をアピールする。
[編集] コーナー・企画
[編集] フリートーク
正式なコーナーではないが、番組の最初に行われる話の時間。早川の「今週、何かいいことありました?」ではじまり、江頭が最近気になったニュースや自分が経験したことなどを話す。その後、同様に江頭が早川にも話をふる。
[編集] エィガ一刀両断
江頭は年間約120本、単純に計算して3日に1回、それもほとんど劇場で見るというほどの映画マニアである。同コーナーでは、最近公開された比較的新しい映画を紹介する。基本的には映画の予告編のVTRを見た後にストーリーの説明をし、映画の解説や感想を言ったりして、最期に10点満点中何点かを採点するという流れになっている。映画のジャンルは、洋画、邦画、アニメなど特にこだわりがあるわけではないけれど、だいたい江頭の好みや視聴者からの要望などで決められる。彼の映画評論は一部の映画マニアの間からは高い評価を受けている一方、ネタバレ(映画の内容がわかってしまい、楽しみがなくなる)をよくするという批判もある。しかし、同コーナーの最大の特徴は、映画の1シーンなどを江頭自身が演じて再現してしまうところである。彼自身、映画の出演経験もありその迫真の演技は、共演者の早川が「引き込まれてしまいました」と言ってしまうほどである。ただし、江頭は「実際に劇場で見ろ、俺の説明を聞いただけで見た気になるなよ」とも言っている。
[編集] 心男女
コーナー名は「診断所」にかけたダジャレである。出演者の江頭2:50と早川亜希がカウンセラーとなって相談しに来た人たちの悩みを解決するというもの。当初は相談者がスタジオの外からガラス越しに相談するという形式だったけれども、現在は相談者がスタジオ内に来て相談するという形になっている。相談者は基本的にSM嬢みたいな仮面をつけている。同コーナーでは、アシスタントカウンセラー役の早川亜希が白衣にメガネ姿、カウンセラー役の江頭は本来の黒のタイツから白衣をイメージした白のタイツにはきかえてから行われる。江頭の白いタイツ姿が見られるのは、恐らくこの番組のこのコーナーだけと思われる。:コーナーの基本的な流れは、相談者から相談内容を聞き、それに対して江頭と早川が解決策を提案して、最終的に公開収録に来た人たちの○×の札でその案が決まる。通常、江頭の案が○で、早川の案が×になる。相談者本人の意思は反映されない。ちなみに、同コーナーは、夕刊フジのちょいワルフジブログとも連動しており、コミュニティサイトを通じて江頭に相談することもできる
[編集] コテカ長者
わらしべ長者にヒントを得た企画で、隔週で行われる。江頭が持ち込んだコテカというものを色々なものに交換していく。わらしべ長者のように、段々価値の高いものに交換していき、最終的には豪邸を手に入れる目標としている。しかしながら、なかなか思ったように価値の高い物が集まらず、最近では「珍品ショーになっているのではないか」という指摘もなされている。
[編集] 江頭解剖○×クイズ
公開収録に来た人のみ参加できるコーナー。通常番組の最期に行われる。江頭2:50に関する問題を○×で答えて行き、最終的に残った人が記念品(番組オリジナルグッズ)を貰うことができる。たまに、江頭が持参したお土産を一緒にもらえることもある。また、記念品を貰った人は、番組の最期に視聴者や出演者に対して何か言うことが慣例になっている。
[編集] 投稿伝説
平成19年(2007年)からはじまった新コーナー。自分や友達などが作った「伝説」をメールで紹介し、それを聞いた江頭が「伝説」、「超人」、「変人」とランク付けする。当然「伝説」が最も高く、「変人」が最も低い。「伝説」に選ばれると番組オリジナルグッズを貰うことができる。ちなみに、正式な投稿ではないけれども、中華人民共和国でお尻を出して問題になったトミーズの健が、「超人」に選ばれた。
[編集] 番組語録・決まり文句
[編集] 江頭編
江頭2:50の発言に関しては、この番組以外でも様々な名言・珍言などを残しているため、重複する箇所があるかもしれない。
- 「今日で終ってもいいな!」
- 最初の放送で発した言葉。「1クールのレギュラーよりも1回の伝説」をモットーとする江頭は、伝説ができれば今日で終ってもいいな、という意味で使った。番組のプロデューサーやスタジオに来ていた観客にも叫んでいた。
- 「人生に保険なんてない!」
- 決断を渋る悩み相談者に対して発した言葉。
- 「お前、言っている意味わかってんのか?」
- パートナーの早川亜希の暴走に対して思わず江頭がツッコミを入れた言葉。「俺がツッコミするなんて珍しいぜ」とも言っていた。
- 「諦めた瞬間に老いは始まっているから」
- 36歳の女性は恋愛対象として見られませんか、という質問に対して江頭が発した言葉。いくつになっても諦めなければ色気があるということ。
[編集] 早川編
元々番組内では、江頭2:50の暴走を止める役回りが多かったが、回を重ねるごとに彼女自身も江頭に負けないくらい暴走するようになったとも言われている。
- 「江頭50分」
- 記念すべき第1回目の放送の冒頭でいきなり言い間違えた言葉。しかも本人はそれに気づかず番組を進行し、番組の終わりにも同じ間違いをして江頭からツッコミを受けた。
- 「最悪ぅ~」
- 番組中、最も多く使う言葉の一つ。江頭がシモネタなど下品なことを言ったりした時に言う。ただ、言葉とは裏腹に顔が笑っているのが特徴。
- 「知らないから」
- これもよく使われる言葉の一つ。風俗やシモの話をした時に、私はそういうことは知らないという意味で使う。
- ※例
- 江頭「男って、そういう生き物なんだよ」
- 早川「知らないから~」
- 「カワイイ~」
- 江頭がいつもと違う一面を見せた時に使うことがある。その他にも自分の衣装などに対しても言うことがあり、比較的使用頻度の高い言葉である。やたら「カワイイ」を連発する女は自分の事をかわいいと思っているという説もあるけれど、彼女がこの説に適合しているか否かは定かではない。ちなみに早川は昭和51年(1976年)生まれである。
- 「グーで殴るよ」
- 江頭の暴走に対してキレた早川が発した言葉。この発言の他にも「金属バット持ってきて」「これ以上やったら(番組を)降りるよ」などと乱暴な言葉を使うこともある。
- 「事務所的に」
- 早川が所属する事務所(サンミュージックブレーン)の意向を気にした時に使う。元々清楚なイメージで売り出していたようなのだが、回を重ねるごとにあまり気にしなくなってきた。
- 「お手合わせ」
- いわゆる性行為のことを彼女はこう表現した。
- 「子供を産んだことがある人、もしくはそれ以上のものを通したことがある人と試してみる」
- 自分の性器が大きすぎて困っているという男性に対して言ったアドバイス。江頭に「今日はお前の言葉が伝説だよ」と言わしめた。
- 「色気があるっていうより、カワイイっていう方ですけどね、アタシは」
- 江頭の「お前には色気がない」という発言に対して返した言葉。冗談っぽく言ったにも関わらず、この言葉に会場は凍りつき、江頭も返答に困って苦笑いするしかなかった。