Famiポート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
Famiポートは、日本のコンビニエンスストア・ファミリーマートが全国各地の店舗に設置している端末装置（いわゆるマルチメディアステーション）のことである。
同サービスでは、公共料金や電子マネーの支払い、デジタルカメラの写真プリント・DPEサービス、通信販売の申し込みのほか、チケットぴあ（注）との提携による各種イベントの入場券オンライン購入（プレイガイド機能）、JTBとの提携による一部高速バス路線の空席照会・予約・乗車券購入、スポーツ振興くじ（toto）の購買（2006年度より一般市民の購入可）、Yahoo! ゆぅパックの手続きなどを受けることができる。
また、Suicaショッピングサービス加盟店舗では、FamiポートでSuicaチャージ（入金積み増し）の申し込みを行い、レジでチャージを行うことができる。（2007年3月より相互利用が開始されたPASMOのチャージは不可）
ちなみに、Famiポート端末の上部にはモニターがあり、店内放送でコマーシャルが放送されているときはそのモニターにコマーシャルの映像が表示される。
- ※注 ファミリーマートはかつてセゾングループの傘下にあり、チケットセゾン（現在は清算され、実質的にはエンタテインメントプラス（e+）に継承）のプレイガイド機能を持っていたが、セゾングループから撤退後はチケットぴあとの提携に変更された。
従来機種のベース元であるトヨタ自動車運営の『e-TOWER』サービス終了に伴い、2006年9月から2007年2月までにかけて従来のFamiポートの機種を新型機種への入替が完了した。これに伴い、一部のサービスの見直しが生じた。
